第四十三話 過去編 ページ13
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「くだらないこと！？……ふざけないでよ…」
誰一人として私のことを心配してくれない。
ストーカー被害に遭っているというのに、バイトは？大学は？とか、いいなーとかくだらないとか…
もうこんな家…嫌…
大っ嫌い。
「っ…！！！」
「あ！おい！！」
もう捨て台詞も出てこない。
ただただ悲しくて悔しくて。
一心不乱に家を飛び出して、行く場所も思い当たらないまま身の安全なんて忘れたまま無我夢中で走った。
私がどんな思いで今まで頑張って大学にバイトに通っていたか。
いつ、危害が加えられるかわからない。
そんな状況で今まで耐えてきた。
両親の期待に応えたい。兄妹に迷惑をかけたくない。そんな思いで頑張ってきたのに。
なのに…私の努力は何も伝わってなかった。
─────────
──────
───
──────無我夢中で走ったはいいものの、暗い時間に出歩いているのは怖かった。
あんなこと言ってしまった手前、家には帰りずらかったけど…結局は家にしか私の居場所はない。
トボトボと比較的明るくて、交通量の多い道を家に向かって歩いた。
帰りたくない。でも、一人でいるのは怖い。
気持ちは反比例していても、心のどこかで私を心配してくれているんじゃないか…？そんな身勝手な予想があった。
「…帰らなきゃ」
時刻は午後８時。
空はもう真っ暗で、住宅街に入ってしまえば人通りも交通量もない。
これより遅くなる前に、家に帰らなきゃ…
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やま(プロフ) - えーぽん☆さん» わあああああああ＞＜;！！！すみません！！返信遅れてしまってごめんなさい！！ありがとうございます！更新頑張りますので、引き続き応援宜しくお願いします！ (2017年9月10日 3時) (
レス) id: beda6b252c (このIDを非表示/違反報告)
えーぽん☆(プロフ) - とてもおもしろいです！！応援しています！更新がんばってください^ ^ (2017年7月18日 20時) (レス) id: 90d6d315b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やま | 作成日時：2017年7月17日 19時
