【歌い手】男の人が怖いけど姉さんは仲が良い【96猫】 (ページ42)

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四十話ページ42

いやー、それにしても喋れるってこんなにも楽なんだね。

そらる「～～でー、って、聞いてる？」

ごめん、ほとんど聞いてなかったわ。

『きっ、聞いてるけど？
姉さんが、ドジ、しでかして、そら、るさんのプリ、ン食べちゃっ、たとこ、ろでしょ？』

そらる「いや、違うけど。」

あ、即答された...(*´；ェ；｀*)

そらる「って、食べたのちゃん96だったのか...」

あ、姉さん、ごめん。

『ま、まぁまぁ...ね？』

いやー、実はそらるが何回か顔を赤くしているんだよね～。

これ、わしに興味があるってことでおけ？

ねぇねぇねぇねぇ((

いいよね？

そらる「あ～...ねむ...」

眠そうだなぁ...

また、徹夜でもしてたのか？

前に姉さんが言ってたもん。

「そらるんが遊んでたら急に寝ちゃってさー！」

って。

あのときは結構拗ねてたんだよね、姉さん。

『寝たらどう...？』

そらるを見ながらそう言っても、寝ないの一点縛り。

なんでだ...

そらる「...だって」

ボソッと呟いた言葉。

『ふぇ？』

わしには、聞こえたよ。

ーAがいるから...ー

恥ずかしいなぁ...

でも、嬉しいなぁ、なんて。

そらるも、わしと同じ気持ちだったら良いのになぁ...

神様...

わしは、幸せになってもいいんですか...？

例え、駄目だと言われようと...

わしは姉さんを信じるから...

だから...

無理矢理にでも、幸せを掴み取りますから。