【歌い手】男の人が怖いけど姉さんは仲が良い【96猫】 (ページ19)

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十七話ページ19

「気持ち悪い」

「彼方(あっち)行け」

「死ねよ」

『なんで？私、悪いことした...？』

「は？ふざけんなよww」

「○○を傷つけた癖に」

『えっ、何それ...そんなの知らないッ！私、そんなことしてないっ！』

「嘘つき」

「警察官さーん！泥棒がここにいまーす！なんてなwwwwww」

「ひっ、怖いよぉ」

「大丈夫だからな、○○！」

「何しとるん！ボケ！」

「わ、×××だ！にげろッ！！」

「何処か行けバーカ！一生Aに近づくな！」

『あ...嗚呼、ごめんなさい...』

「大丈夫か...？」

『ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい...』

「～～！～～っ！！Aっっ！！」

『あ...』

目の前には目に涙を浮かべた姉さん。

さっきのはなんだ？

夢？

いや、少しリアルだった...

もしかしてわしの過去？

○○って...

もしかして、彼奴？

多分、×××は姉さんだよね...？

何でだろう...？

わしにはこんな過去の記憶がない。

記憶喪失？

そんなのになったって、聞いたことがない。

96猫「Aっ！？」

姉さんに呼ばれた。

『あ...姉さん、何？なんでわし、此処おるんやっけ？』

なんでやっけなぁ...

確か、姉さんのライブを見に行って～、それで姉さんにスペシャルゲスト頼まれてー、引き受けてー...

で、どうなった？

あ、そうだ...

『刺されたんやっけ、女の人に』

あれはいたかったわ...

96猫「そうやで！何週間たったと思っとるん！？」

姉さんは涙をたっぷり溜めながらそう言う。

『姉さん...ちょっとききt((まふ「46猫さんっ！？」あ...』

遮られた。

96猫「あ、嗚呼、まふ...なんや？」

姉さんはおどけながらもまふまふを優先した｡

まふ「あ、起きてる...！ナースコールしました？」

あ、してないや...

『姉さん、ナスコして』

何となく略した。

96猫「り」

姉さんも乗ってくれた。

まふ「略さないでくださいww」

え、今笑うところあった？

無かったよね？

...

無かったよね？(威圧)

看護師「え、起きましたか？」

あ、はい。

起きました。

医師「嘘だろ！？起きたのか！？」←

酷い...。

起きちゃ駄目だったの？

あ、れ？

また、眠くなってきちゃった...？

『んむ...』

みんな、吃驚してるなぁ...

わしもだけど...

また、意識を手放した。