【歌い手】男の人が怖いけど姉さんは仲が良い【96猫】 (ページ17)

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十五話ページ17

96猫「まぁ、単刀直入に言うと、わしと46猫の関係ですね！」

さっきまで騒がしかった会場は、静かになる。

『え～と、僕と96猫は血縁者です。』

言い切ると、姉さんの方をチラリと見てみる。

姉さんは此方をみて、微笑んでいる。

モナリザか←

96猫「そ！家族なの！」

自信満々に、どやりながらそう告げる姉さん。

「え、嘘！」

「似てるし...」

「やっば！」

「マジで？」

「それなら、何で他人行儀何だろうね」

「だから身長が低いのか～。」←

うわ、他人行儀について気づく人、いるんだね。

『身長については受け付けませーん！』

そう言うと、またもや笑いが混み上がる。

96猫「わしとは普通にしてええよw」

あ、口調のことかな？

姉さんとなら、行ける気がする。

ま、リスナーに聞くときは無理やけど。

『え、ええん？』

もう戻ってるけどw

「わ、かっけぇ」

「神だ！」

「尊いいいいい！！！」

「関西弁すこ」

「やば...」

大好評だったらしくって。

96猫「大好評やんwやばwwwwww」

うん、笑いすぎやねw

確かにおもろいけどw

『なんか、凄いんやなww』

思わず笑ってしまう。

『で、歌ってええん？』

わしはもう、歌ってええんかな？

96猫「ええでー！では、スペシャルゲストのみの～？」

声を合わせて、題名を言う。

『「自傷無色」』

わ、歌えるかなぁ...

なんか恥ずかしいなぁ...

『～♪』

歌い終わった後の歓声。

なんだか、気持ちいい。

96猫「凄く上手かったでー！」

あ、ほんま？

『ありがとう』

で、次はコラボやっけ？

『行く？』

ときくと姉さんは首を横に降る。

96猫「いや、焦らす。」

その声にリスナーが反応する。

「酷い～！」

「早く次の曲～！」

「もっと聞きたい～！」

めっさ次の曲行かせたがるやんw

『僕はどっちでもええけど？』

一人称は僕のままで行くから。

96猫「え～...じゃあ、行きますかぁ！」

やっぱり、曲名は声を揃えて。

「『いーあるふぁんくらぶ』」

色々な場所から黄色い歓声が上がる。