センラ「46話です〜」咲々姫「次で続編ですねぇ」『咲々姫真似やめたら?』咲々姫「はぁい」 ページ49
咲々姫side
莉犬「なんで〜?」
なんで?というのは、なんで寝かしたの?ということだろう。
『あなたたちには関係はない。』
そう言えば、皆の目が鋭く私へと刺さる。
実は、結構心に来てたりして。
それを、表に出さないように繕う。
『あなたたちは、なにもしないで』
そういい、私はすとぷりに背を向け、外へと出る。
空を見上げれば、綺麗だった。
でも、そろそろ夜が来る。
皆はまだ、帰ってこない。
少し遠めの場所へと向かった。
此処なら誰も来ないかな。
私は目を瞑り、両手を下に向け、まるで人に手を繋いでいるかのような形をする。
そして、手に力を込める。
『...吹雪、桜』
息を大きく吐くように、彼らの名前を呼ぶ。
[なんでしょうか]
少し、低めの声が吹雪。
今は擬人化しているが、実際は蒼目白毛の狐だ。
テノールにしては高めな声が特徴。
[お嬢様♪]
少し、高めのアルトが特徴な彼女は桜。
此方も、今は擬人化しているのだが、実際は桃目白毛の鳥だ。
『ねぇ...どこにいるの?』
そうきけば、二人は黙る。
いつも、この質問には二人とも答えてくれない。
桜[...ごめんなさい]
つまり、無理、ということだ。
私は会いたいのに。
あなたたちには、言えない事情があって。
それでも、私は会いたいんだ。
無理は言えないけど。
吹雪[無理は、しないで。]
吹雪は私の魔力が尽きようとしているのを知っているんだね。
二人は桜と雪になり空高く舞い上がった。
それと同時に、私は膝から崩れ落ちた。
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流希 - 凄く面白かったです!推しの過去の所可愛い!更新頑張ってください!!!! (2019年2月27日 20時) (レス) id: 4f718e1884 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:咲々姫 | 作成日時:2018年11月24日 16時