158人 ページ8
6限も終わり、放課後。
転校生歓迎会が始まった。
机を移動させ、椅子だけ円状に並べる。
hr｢はい、じゃあ転校生歓迎会開始！司会は山田に頼みまーす｣
はるてぃーの言葉にわいわいと盛り上がる。
ym｢きゅーですっ♡えー、じゃあまずねー。
一発ギャグでもしてもらおうかな！｣
定番だ、と言いたげに笑う山田。
Aとひとらんらんは顔を真っ青にさせる。
一発ギャグ…？
ym｢じゃあ、ひとらんからね｣
ht｢いや、無理だって。バカじゃん｣
顔を顰め拒否を示すひとらんらん。
山田は｢えー、なんで〜？おもろないやん｣と不貞腐れている。
so｢普通にきついと思うんすけどね｣
kmg｢もう少し柔らかいのの方がいいと思うぺックス｣
こむぎの言葉にうんうん、と頷くクラスメイト。
hr｢てか、こむぎこの歓迎会中に関しては罰ゲームとっていいよ｣
kmg｢ほんまに？
やったぁー、最高やわ。｣
ガッツポーズをとるこむぎに笑いが広がるクラス。
いい人ばかりのようだ。
ht｢で、何すればいいの？一発ギャグ以外ね｣
山田は｢えー、｣と不満を口から零しながら考え始める。
ym｢…あ、じゃあ苦手なもの！人でも、タイプでも、何でもええで！｣
楽しそうにした山田。
しかし、中々に酷なものを選んできたものだ。
ym｢自分で言えないんやったら、相手に言ってもらえばええやん。
知り合いなんやろ？｣
山田の言葉にAはひとらんらんへと目を向けた。
あちらも同じ考えだったのか、目が合う。
『…ひとらんは、心霊のような怖いものが苦手ですよ』
ht｢あ、ちょ、バカ！｣
止めようとAの口を手で覆ったひとらんらん。
しかし、時は既に遅く皆に伝わった後だった。
ht｢うっわ、もう…俺も結構な暴露話持ってきてやろ｣
怒ったように考え出すひとらんらん。
だいぶガチらしい。
ht｢じゃあ、はい。｣
数分後、ひとらんらんは手を挙げた。
ym｢はい、ひとらん｣
ht｢えー、Aは動物が苦手です｣
『ちょ、ひとらん？』
生まれてこの方本物を見たことがなかった、なんて馬鹿にされてしまう。
Aが顔を真っ赤にさせるのを見て、ひとらんらんはやってやったと言わんばかりににやりと笑った。
kmg｢苦手なん？｣
『いや、見るのは好きですよ』
hr｢あー、まあ触るのはまた別だよね｣
はるてぃーのフォローになんとかAは安堵した。
まさか、ひとらんらんかそのネタをここで出すだなんて、思っても見なかったから、物凄く焦ったのは内緒だ。
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ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
