157人 ページ7
eoh｢だいぶ仲良かったらしいですよ、二人。
だからか、マリスさんが怒鳴り散らしているの見てゾムさんが改めて考え直したみたいです｣
eoheohの言葉にAは理解できない、と顔を顰めた。
二人の仲が良かったことを知らないからか、全然イメージがつかない。
しかし、だとしてもゾムと会う資格がAにはない。
そんなことを考えてた時、ふと1つの疑問が浮かぶ。
『話が逸れてしまい申し訳ないのですが、何故そんなことをご存知なのですか？』
Aの問いに一瞬の間が訪れる。
ki｢…まぁ、俺らは元々仲良かったし｣
『そうなんですね…話を折ってしまい申し訳ございません
私は、ゾム達と会うことはできません』
Aはハッキリと、そう言った。
ar｢え、なんで？｣
単に疑問だったのか、驚いたのか。
鬼の仮面の奥の瞳は大きく開かれていた。
『私は、彼らに"嘘"をつきました。
私は彼らを騙した…裏切ったと同義です』
きっぱりと断るA。
M.S.S Pは断られると思っていなかったのか、固まって動かない。
fb｢…まぁ、本人が嫌がるなら仕方ないわなぁ｣
FB777の言葉に息を吹き返したかのように行動を始める彼ら。
｢それなら仕方ない｣、｢本人の意思を尊重しよう｣そんな言葉達が飛び交う。
なんて、優しい人たちなのだ。
Aは少し苦しい胸を無視するように腕を少し抓る。
『…では、私は以上ですかね？』
fb｢あー、うん。ごめんね｣
『いえ、構いませんよ。それでは失礼しました』
ようやく音楽室から出る。
しかし、思っていたより時間がかかっていたようだ。
もう5限が終わってしまう。
とりあえず6限からは参加しなくてはならない。
そんなことを考えながら足早に教室へと向かう。
授業中だからか、廊下に人影はない。
一瞬、ここには自分しかいないのではないかと錯覚してしまうほど。
だからこそ、不安が溜まっていく。
少しでも早くつきたい。
だんだん焦りが出てきて、早足になっていく。
Aが教室に着いた瞬間、チャイムは語源の授業を終了する合図を告げた。
｢お、Aか。残念だが…｣
『欠席扱いで構いません』
｢お、おう…｣
質問はそれであっていたのか、特に言葉を続けるわけでもなくさっさと先生は部屋を出ていった。
『…すみません、私』
慌てて級長…はるてぃーの元に行くと、｢大丈夫大丈夫。Aさんは平気だった？｣と心配してくれていた。
Aが『平気です』と頷くと、安心したように笑った。
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ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
