196人 ページ46
｢すみません、イベント開始します｣
スタッフの言葉に皆は席を立ち、舞台裏へと向かう。
tt｢うっわ、めっちゃ緊張してきた｣
｢名前が呼ばれましたら、向かってください｣
スタッフはそう言うと忙しそうに離れていった。
rd｢…知ってる？あのイベント開始したの、Aの知ってるところの会社だよ｣
『え？…そうなんですか？』
首を傾げるAにらっだぁは｢見てればわかるよ｣と笑った。
｢さぁ、始まりました！｣
第一声でAは勢いよく舞台上へと目を向けた。
hr｢うわっ、びっくりした…！｣
『…Nakamu様？』
驚いた様子の人たちを置いて零れた言葉は、舞台上に立つ青年の名前だった。
nk｢それでは、今回の参加者をご紹介します！
テニス部より、らっだぁ！｣
Nakamuの合図にらっだぁはステージ上へと向かっていった。
rd｢どうもー、らだおくんですー
頑張りまーす｣
らっだぁがそういえば、沢山の観客の目が彼一人に突き刺さる。
そんな目線を無視して立つらっだぁは非常に逞しかった。
nk｢それでは、同じくテニス部、ぴくとはうす！｣
pk｢はい！え〜、ぴくとはうすです。今日はね、頑張っていこうと思います｣
ぴくとの少し緊張したような硬い言葉。
らっだぁはそんな緊張をほぐそうとしたのか、｢かたくなぁーい？｣とだる絡みを始めた。
Nakamuはそんな彼らを横目に｢では、続きまして卓球部、FB777！｣と声を張った。
fb｢はーい。あなたの心にサーブ！どうも、FB777です！｣
世界的に有名人だからか、先程までの比べ物にならないほどの歓声が沸く。
それにしても、あなたの心にサーブ！とはどういう事なのだろうか、疑問ではある。
fb｢おお…元気ですね｣
愉快そうに笑うFB777。
Nakamuは笑ってから、｢続いて、剣道部ぺいんと！｣と紹介へと戻った。
pe｢はい！あなたのハートに…メーン！どうも、ぺいんとです！｣
FB777の悪ノリに便乗するぺいんと。
これは本格的に乗らなくてはならなくなってしまった。
おかしなことになった、とAは呆れため息をつく。
あの舞台上に自身が乗れるとは思えなくて、どこか夢のように感じる。
…Nakamuと会うのは気まずいが、彼の反応が少し気になったりしてしまう。
nk｢続きまして、野球部はるてぃー！｣
hr｢はーい！あなたのハートにVスライダー、どうもはるてぃーです｣
少しノリノリで出ていくはるてぃー。
これにて運動部の紹介は終わった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
