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授業も終わり、解散しようとしていた所を後ろから声をかけられる。
Aが足を止め、振り向くとFB777がこっちへおいで、と手招いていた。
Aはひとらんらんたちに『先行ってて』と一言だけ言うと、彼らの元へと向かっていった。
『なんでしょう？』
Aの瞳に映る彼らは特に行動をする訳でもなくAを見つめた。
『…なんですか？』
再度、そう問掛ける。
ようやく口を開いたのはeoheohだった。
eoh｢あのー、Aさん。
婚約破棄したって聞いたんだけど｣
本当か、と確認をとるeoheohにAはその話か、と少し握った手に力が入った。
『そうですね…フューラー家のご令息とは、婚約破棄致しまして、勘当されました』
ki｢は、勘当…？｣
驚いたように声を漏らしたKIKKUN。
それもそのはずで、勘当なんて大事がない限り有り得ない。
普通ならば。
家族にも嫌われていたAには勘当など、当たり前だった。
ar｢ごめんね、それだけ…では、ないか。｣
あろまほっとはそう続けた。
てっきり話が終わるものだと思っていたAは驚き目を見開く。
eoh｢え、話すの？いいんじゃない、もう話さなくても｣
ki｢Aさぁ、ゾムのこと知ってる？｣
KIKKUNは躊躇うeoheohの言葉を遮りそう聞いた。
しかし、ゾム…Aの血縁者の名前が出てくると思っていなかったからか、Aは瞬きさせた。
『ゾムは、私の弟でしたけど…』
ki｢違う、Aちゃんが居なくなったあとの話｣
ゾムが、どうかしたのか。
Aの胸の内では不安が渦巻いた。
『知らない、です』
fb｢やっぱり、本人たちが言ってないなら俺らは言わなくて良いんじゃないか？｣
FB777が申し訳なさそうにそう言うと、｢でも、｣と渋る声。
何かを伝えたいようだ。
『構いませんよ。話してください』
ki｢ほら、本人言ってるし｣
KIKKUが真剣な目でFB777を見ると、｢そうだな｣とFB777はため息をついた。
FB777の許可がおりたからか、あろまほっとは話し出した。
ar｢まず、Aさんはこっちの国に来たよね。
その後の、あっちの国の話。｣
あろまほっとの言葉にAは興味があるようだったが、もうそろそろ授業が始まってしまう。
その様子に気がついたeoheohはAが授業を休むとのことを先生へ速急に伝えた。
eoh｢これで安心？｣
『ええ…ありがとうございます』
丁寧に頭を下げるAに、｢俺らの方が申し訳ないよ｣とあろまほっとは苦笑した。
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ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
