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『っ、くしゅっ…ん"ん"？』
ym｢だいぶ大きなくしゃみ出たやん｣
『んー、何でしょうね…アレルギーは持ってないんで花粉、とかそういうわけでも無いんでしょうけど』
so｢誰かが噂してんじゃないっすか？｣
『あんなの迷信でしょう？…どちらかと言うと、嫌な予感がしますけど』
授業の間の休憩時間。
そんな時間も逃さずにゲームをしている山田を1度見てからAは窓の外を見た。
『…雷雨になりそうですよね』
少し遠くには重々しい黒が空を被っている。
hr｢なんか、噂では学校全体早退になるか、お泊まりになるかって話になってるみたい｣
『お泊まり…ですか？』
首を傾げたAにひとらんらんも｢何それ｣と不思議そうにした。
kyu｢教えてあげましょう！ずばり、安全な避難場所にはじめから待機しちゃえばいいよね！って感じで行われてるものです｣
『ビックリした…』
yu｢移動教室だったので、たまたま。｣
勝手に教室に入ってきて声をかけてくる後輩たちにはるてぃーは｢ほら、授業なんだからはよいけ｣と追い払う。
一瞬たくぱんは名残惜しそうに振り返ったが、直ぐにきゅーたちの後を追い歩いていった。
ht｢まぁ、なんとなくは分かったね｣
『そうですね…
にしても、雷ですか』
再び窓の外へと目を向けるA。
kmg｢Aちゃんは雷は見たことある？｣
『雷くらいありますよ。なんなら、打たれて亡くなる方も少なくは無かったですし』
ht｢うん、そうだね…あっちはここほど科学が発展してなかったからさ｣
二人が平然とそういうのを見て｢こわっ！外国怖っ！｣と大袈裟に怯えるはるてぃー。
自然現象は簡単に人の命を奪ってしまう。
それは、科学の発展していない国だったからこそ気がつけたものなのかもしれない。
そう思うと、あの国にいたのも恥ではないと考えてしまうAだった。
その時だった。
辺りは光り、数秒後空気を割くような大きな音が耳に届いた。
それと共に急に降ってくる雨粒たち。
hr｢うっわ…いきなりきたな｣
風がじめったい空気を流してくる。
肌を擽るその風を気に入らないのか、顔を顰めるA。
ひとらんらんはそんなAに気がつけば直ぐにAの頭を撫で、安心させようとする仕草をとった。
『…すみません、ありがとう』
ぼそ、とひとらんらんへとお礼を告げるA。
メメントリの言うお泊まりになったことを知らせるアナウンスは、そんなAとひとらんらんを割くように流れた。
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ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
