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特に何事もなく、次の日。
昨日は平日だったが、メメントリメンバーが来るとの事で休んでいた学校にAたちは行っていた。
そんな日のお昼、家にインターホンが響いた。
cns｢あれ、誰か何か頼んだの？｣
仕事があらかた終わり、休憩に入っていた限界たちはインターホンに驚いたようだ。
しかし、誰も特に頼んだものがないとの事。
困ったようにしていると、もう一度インターホンが鳴る。
trk｢…とりあえず、出てみる？｣
たらこの少し不安そうな声にぐちつぼは頷いた。
gt｢俺はそれでいいと思うけど。
…俺が行こうか？｣
trk｢あ、じゃあぐっちお願い｣
gt｢へいへい…｣
面倒くさそうに読んでいた本を机の上に置き玄関へと向かった。
時々インターホンの音が聞こえてくるあたり、諦めが悪いのだろうか。
gt｢はーい、遅れてすみませんね｣
ぐちつぼが顔を上げると、見知らぬ女性が立っていた。
身長は低めではあるが、Aたちと同い年くらいに見える。
｢だ、誰ですか！あなた！｣
女性は高い声を、はっきりと大きく響かす。
鼓膜を突き刺すような声にぐちつぼは顔を顰めた。
gt｢あー、すみません。あなたこそ、どちら様で？｣
｢あなたのような不審者に教える名などございません｣
きっぱりとそう言う女性にぐちつぼは思わずため息をついた。
｢なっ…！私にため息を着くなど！不敬にも程がありますよ！？｣
gt｢だから、あなたのこと知らないから不敬もくそもないんですけど｣
｢この私、胡蝶 蘭を知らないんですか？｣
教える名などないと言いながらさらりと名前を言ってしまう女性。
一瞬ひとらんらんの母と重ねてしまう名前ではあるものの、性格は全然違う。
gt｢あー、とりあえず…蘭さんは何故ここに？｣
｢そうでした。らんくんを出して欲しいのだけれど｣
gt｢…らんくん？｣
｢ひとらんらんくん…あら、あなた執事なら分かるのでは？やはり、不法侵入者ね！｣
訳もわからぬ誤解を突きつけられ困惑するぐちつぼ。
ぐちつぼの帰りが遅いからか、げんぴょんたちが後ろからやってきた。
gn｢ぐちつぼ、なにやってんの｣
gt｢え？いや、この人ヤバいんだって｣
ある程度蘭と距離をとってからコソコソと話す。
蘭は未だぐちつぼを睨んでいる。
trk｢すみません、どなた様ですか？｣
たらこがそう聞くと蘭は｢ふん、｣と鼻で笑ってから名前を言う。
そして、更に驚くべきことを口から言い放った。
｢私は、らんくんの婚約者です｣
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ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
