168人 ページ18
ym｢さ、行こうや！｣
ワクワクとしてそう言ったのは山田。
ちなみに、限界たちは仕事、ひとらんらんとAは限界たちと話があるといい部屋を出ていった。
hr｢えー、本気でやんの？｣
kmg｢まずどこ行く？やっぱ奥から？｣
山田は人の話を聞かずに上へと登っていく。
たくぱんもその後ろを追っていく。
hr｢うわぁー、馬鹿は上に登りたがるって本当なんだ｣
そう言いながらも面倒くさそうに階段を登っていく。
yu｢というか、上に行っていいんですかね？｣
so｢まぁ、いいんじゃないんすか？特にダメな事はないらしかったし｣
後をおっている彼らが二階に着いた時、丁度1番奥の部屋へと走っていく山田たちの後ろ姿が見えた。
kmg｢…にしても、凄いやんなぁ
結構御屋敷なのに2階あんねや｣
hr｢しかもドアは洋風っていうね｣
ym｢なぁー！はるてぃー、こっち来て〜！｣
山田の大声が聞こえてきて、溜息をつきながら足を早める。
hr｢なに？｣
ym｢いや、これ！ヤバない？｣
入った部屋は図書館のように本棚に囲まれている部屋だった。
たくさんの本が中にあり、さらに床や机にまで本が置かれているものだから目がクラクラしてしまう。
hr｢…で、何？｣
はるてぃーが山田へと目を向けると、その手にはいつの間にかアルバムと思わしきものが握られていた。
hr｢アルバム？｣
ym｢そ。でー、ここ｣
山田はペラペラと開くとあるページで止めた。
それは数年前のもので、とても幼いひとらんらんの姿が映っていた。
今とは違い、マスクは付けておらず緩やかな弧を描いている。
しかし、その隣には見覚えのない女子の姿があった。
so｢美人っすね｣
tk｢どっちかって言うと可愛い感じじゃない？｣
kmg｢というか、これAちゃんではないやんな？｣
kyu｢確かに。誰でしょうね｣
明るい笑顔を浮かべている少女。
茶髪で、薄らと紫の掛かった黒目。
その姿に見覚えなどない。
kmg｢…これ、Aちゃん知ったらどうなるんやろうな｣
こむぎの静かな声。
少し、好奇心を含む言葉に｢絶対にやるなよ｣とはるてぃーは念押しした。
kmg｢分かっとるよ。俺だってそこまで鬼畜やないし｣
こむぎは山田の手からアルバムを奪い、それを閉じた。
kmg｢はい、次行くで｣
hr｢…おう｣
皆はその部屋を出ていく。
山田以外は気が付かなかった。
そのアルバムの隅に、"馬場家及び胡蝶家"と書かれていたことを。
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ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
