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一方、Aは早足でtowacoの部屋へと向かっていた。
荷物はもちろん自室に置いてきた。
襖の前へ行くと、軽く身だしなみを見直してから中へと招かれる。
『…towaco様』
tw｢あれ、もう来たんか
ちょっと待ってくださいね、すぐ終わるんで｣
towacoは机に向かって何やら書いていた。
数分後に一区切り着いたのか、筆を置きAに向かい合う。
tw｢まさか、こんなに早く来るとは思わんかったな｣
せめて夕食後かと。
そう言い笑ったtowacoに、Aは『迷惑でしたか？』と心配そうに眉を下げた。
tw｢いや、平気ですよ
そうですねぇ、どっから話しましょうか｣
一瞬悩む素振りを見せたが、｢無難にランとの出会いから行きましょうかね｣と即決した。
しかし。
話始めようとした瞬間、襖が開かれる。
｢もう、嫌ね、ハブにしないでよ｣
そう言いながらキャッキャと入ってきたのはランだった。
後ろにはぐったりとした様子のひとらんらんがいる。
ht｢母さん、急に走らないでよ｣
｢良いじゃない｣
む、と頬を膨らませる姿はとても可愛らしい。
ひとらんらんの身長が高いこととランの若さが際立ち、カップルのようにも見える。
Aは一瞬不安になり、静かにひとらんらんの隣へと着いた。
｢…そうね、Aちゃんだって嫉妬するものね、人間だもの！
いやー、ひとらん、よくぞこんな可愛い子を誘拐してきた！｣
ht｢ちょっと、人聞き悪いし口調！｣
ランは相当機嫌がいいのか、鼻歌を歌いながらtowacoの隣へと腰掛けた。
tw｢えぇ…あなた方も居るんですか｣
｢あら、悪い？｣
tw｢いや、俺は良いですけど…｣
ちら、とtowacoはAへと目線を向ける。
Aもそれに気が付き、｢構いませんよ｣と進めるよう促した。
ひとらんらんがランに対面するように座り、Aはその隣へと腰を下ろした。
｢…やだ、家族みたいじゃない？ものすごくドキドキしてる！｣
ht｢母さん、そう言うのいいから。話進まないし、家族みたい、じゃなくて家族ね｣
ひとらんらんはそう言いながら長机の下でAの手を握る。
びく、と反応したAは慌ててひとらんらんへと目線を向けるが、なんの反応も無い。
あくまで、何もなかった体を突き通すらしい。
｢で？何をするの？｣
こてん、と可愛らしく首を傾げるランに｢今から俺とランさんの出会いでも話そうとしていたんですけどね｣とtowacoは苦笑しながら言った。
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ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
