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時間に追われ急いで帰宅準備をして教室を出る。
たまに風紀委員とすれ違ったりもしたが、彼らも忙しいのか廊下ということも気にせず早歩きで通り過ぎていった。
tt｢あ、ひとらんさんたち！｣
校門付近に腰掛けていたTつぐは立ち上がると大きく手を振ってきた。
ひとらんらんはさっさと靴を履き替えミナツドの近くへと走っていく。
Aはそんなひとらんらんを見て靴を変えるのを忘れていた、と慌てて抜き出す。
kc｢Aさーん？｣
『ごめんなさい、すぐ行くので…！』
靴を履き替えるなり走り出すA。
そこまで校門から遠い訳では無いのでさっさと着いてしまった。
rk｢そこまで焦らなくても良かったのに｣
『いえ、申し訳ないので』
Aは軽く頭を下げてから歩き始めた。
pk｢というか、俺とも同じクラスじゃなかったね｣
『そうですね。
私たちはたくぱんさん達と同じクラスでしたよ』
少したくぱんさん、と言いづらそうにするA。
そんなことに気が付かず｢あー、なるほどね〜｣とぴくとは頷いた。
ma｢たくぱんさんかぁ｣
tk｢俺がなんですか？｣
いつから居たのか、降ってきた声に皆驚きものすごい勢いで振り返った。
tk｢え…なんか、すみません｣
zs｢いや、俺らが勝手に驚いただけですし｣
微妙な空気が漂う。
もちろん、ひとらんらんはたくぱんを睨みつけている。
ke｢…たくぱんさん、こっち方面ですっけ｣
tk｢ん？はい、こっちですけど｣
ケイタはチラ、と遠くに見える数人分の後ろ姿へと目を向ける。
ke｢こっちに来るのは、1人なんですね｣
tk｢ああ、確かにメメントリでは俺だけですね｣
特に気にしていなかったのか、たくぱんは｢確かに｣と言うように頷いた。
kc｢一緒に帰ります？｣
tk｢お邪魔じゃないのなら｣
たくぱんはそう言うとさりげなく輪の中に入ってきた。
『…ひとらん、睨まないの』
ht｢…別に｣
こそ、と話し合う2人。
ひとらんらんは拗ねたようにフイ、と顔を反らした。
『…喧嘩は辞めてくださいね』
ht｢喧嘩じゃないよ｣
『どこがですか』
子供だなぁ、と呆れたように肩をあげるA。
ひとらんらんはむ、と口を尖らせた。
ht｢俺はただ、嫉妬してるだけなのに｣
『っ、いきなりなんですか！』
ひとらんらんがAの耳元で囁くと、擽ったそうに顔を真っ赤にさせ耳を抑えながらAは怒った。
ht｢かーわい｣
ひとらんらんの悪戯げな笑顔にAは更に顔を赤くさせるのだった。
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ライムてにゃん(プロフ) - マリスちゃんやっぱりキャラデザとかも好きでしたが性格も好きです泣更新頑張ってください！ (2021年6月17日 22時) (
レス) id: 0453d1bfe4 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - できました！端末の問題だったかもしれません。申し訳ございませんでした… (2021年6月12日 23時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
すごもり - 名前変換、できません… (2021年6月12日 14時) (レス) id: 5cac051a93 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年6月12日 12時
