48個 ページ48
次の日、学校に行き今は放課後、部活動中。
らっだぁ先輩とテニスをしていると「A、土日暇〜？」と聞いてくる。
土日...明日明後日やんな？
『暇ですけど』
rd「おお〜、じゃあ、シュラハトの文化祭一緒に行かない？」
『ん〜...良いです、よっ！』
rd「うぉっ、あぶな！」
うわぁー、そこ逃さないんか...
『そろそろ一回くらい勝たせてくれても良いんじゃないです、か！』
rd「負けるわけには、行かないんだよっ！」
結構最近はらっだぁ先輩とラリーが続くようになってきた。
『っあ！』
反対に入れられゲームセット。
rd「はいおゆ〜」
「『うざ』」
どりみーと声が被る。
rd「ひどいーん」
『きも』
md「ｳﾜｧ」
軽蔑するような声をだしながららっだぁ先輩から距離をとりどりみーとこそこそとするふりをする。
rd「本当、そう言うときだけ仲いいよね？」
『普通に仲いいよね？』
md「ｴ?」
『何で疑問系なんだよ』
私もらっだぁ先輩と同じ立ち位置だったか...
con「いや〜、やっと終わったよ〜」
帰ってきたコンタミ先輩。
『お疲れさまです〜』
con「いやぁ、ありがとう。文化祭後で生徒会忙しいんだよ〜」
ブラックだよ、と作った笑みを浮かべるコンタミ先輩。
だいぶ疲れているんだろうなぁ...
『あれ、コンタミ先輩も明日来るんですか？』
con「うん、行くよ〜」
『あらら...休んでくださいね』
そう言うと疲れたように微笑んだコンタミ先輩。
チャイムが鳴って部活時間が終わる。
rd「あ、ぽまえら〜片付けろよ〜」
テニス部は皆片付けを始める。
部活が終わりスマホを見ると連絡が来ている。
開くとシャオロンからだった。
内容は、"明日文化祭あるんだけど、来る？"とのこと。
"行くつもり"とだけ送ってポケットにスマホを突っ込む。
更衣室を出るとらっだぁ先輩たちが屯っていた。
kyo「お、A。」
『きょー先輩、どうでした？』
kyo「ほどほどや、ほどほど」
『悪かったんすね』
頭を小突かれる。
うるせぇ、だって。
口悪いなぁ...
tr「きょー先輩、水筒忘れてましたよ」
kyo「ん？おお、すまんな」
トラゾー先輩から水筒を受けとるきょー先輩。
トラゾー先輩の後ろにはクロノア先輩たちがいた。
krn「あ、Aちゃん。昨日凄かったよ」
『あ、ありがとうございます』
rd「そういえばそうだったね、凄かったよ〜」
思い切り忘れていた様子のらっだぁ先輩に苦笑いをした。
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年1月1日 0時
