45個 ページ45
『えっと...私、片付けしようと思うんだけど？』
pe「う"、ねぇ...母体、でしょ？」
体が固まる。
泣きわめいたからか目を真っ赤に腫れさせている。
それなのに、此方をじっと見つめる目。
他の皆も同様。
何がトリガーになったのかは知らないが、思い出したらしい。
『...そう、我が子。思い出したか』
それらしく振る舞うとやっぱり、と顔を下げる。
思い出さないでほしかったのに。
片付けにいこうと背を向ける。
sho「俺に関しては...もっと前もあるよな」
ぴた、と足が止まる。
ここまで足止めをされるとは。
『...なんのこと？』
sho「あずさ。姉さん。」
分かるでしょ？
意地悪く最後まで言わずに首をかしげるシャオロン。
それ以外は不思議そうに見ている。
『...高速廻天田原卍五郎、木ノ葉ばんび』
互いに言い合い確認する。
sho「因みに、いつから？」
『...生まれたとき』
ここら辺からは話にはいれるのかぺいんとたちも口を挟もうとする...が。
「ちょっと〜、死神〜？さっさと片付けしてー」
お姉さんに呼ばれ「はーい」と挨拶する。
sng「ええーと...どうしよう？」
rb「じゃあ、とりあえず俺ん家やな」
そう頷くロボロ。
とりあえず解散してそれぞれ片付けをする。
『あれ、これってどうすれば良い？』
着替えたあと、服装を借りた女子生徒に渡しに行くと女子生徒は「あげるよ、」と言い出した。
『え、でも...』
「良いの良いの！可愛かったし、似合ってたからさ！」
そう言い服装を押し付けられた。
困惑しながらも『ありがとう』と頷く。
数時間後には片付けも終わり、主役で集まっていた。
勿論、文化祭は終わり本来打ち上げをしている時間。
らっだぁ先輩には断りをいれといたから大丈夫なはず。
そして今いる場所はぺいんととロボロの家。
机を囲んでいる状態なのだが。
『どうやって皆は思い出したのさ』
rb「知らへんけど、多分同じ。
最後、胸がいっぱいいっぱいになった瞬間記憶が回ってきたんや。
痛かったけどな」
pe「若干その涙あったよね、っていう」
sng「急に情報入れられるみたいで痛かったですよね」
sho「俺もロボロと同じや
てか、そろそろその口調やめぇや。腹切って話そうや」
シャオロンの言葉にため息をつく。
『分かったから、はよ話そうや』
そう言うと知らんかった三人は驚く。
おもろいな。
とりあえず話し出そうと話始めた。
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年1月1日 0時
