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反省文を書けと作文を命令され今は空き部屋にシャオロンと対面している。
なんでも、反省文を書くときに逃げるような生徒がいるため生徒会の一人を寄越すのだとか。
本来上から言われるらしいがシャオロンが立候補したらしい。
sho「...で？」
『で、ってなによ』
文字を書く手を止めずにシャオロンに返答すると不満そうな声が漏れて聞こえる。
sho「なんであんな面倒なことしたん」
『面倒って？真実いっただけよ』
sho「お前なぁ...二人だけなんやから偽るなっての」
シャオロンの睨みに気がつきながらもわざと『なんのこと？』と返せば黙られた。
sho「お前さ、めんどくさがって直ぐそうする...なんでなん？」
一瞬手を止めてしまう。
なんで、か...
面倒くさいから、って言うのが一番やけど...
『面倒くさいのと...私がやった方が早いし効率ええやん』
sho「本音は？」
『その親友とやらの内面知って絶望してほしい』
sho「腹黒やなぁ」
『今さらやろ』
文字を書き続ける。
sho「なぁ...っ」
シャオロンの唇に手を押し付け廊下を見る。
...聞こえる。
『黙っててね』
手を離し書き始めれば「は？」と困惑するシャオロンの声が上から聞こえる。
「おい、シャオロン。トントンが直しあるんやと。」
sho「え、お、おん...交代なん？」
「は？当たり前やろ。はよいってこいや」
少し顔をあげると小柄な男性。
ロボロさん。
同級生って聞いてたけど...大分小柄なんやな。
まぁ、私の方が小さくはあるけど...
女子平均やから、まぁまぁ...ね？
そういえば、放送委員会なんだっけ。
興味ないから放送なんて聞かないけど。
にしても、聞いたことある気ぃすんねんなぁ...
書く手を止めずにシャオロンが部屋を出ていくのを感じる。
二人か...
ま、話さなければええか。
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年1月1日 0時
