【d!】貴方という宝石を。【sho】 (ページ36)

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md「ｳｻﾞ」

皆の注文を合わせて持ってきたどりみー。

服装はとあるゲームの怪獣とも見れる緑色のキャラクターの着ぐるみ。

『やっほー、どりみー』

手を振ると舌打ちを打たれた。

md「ｺﾚﾀﾞｶﾗﾂﾏﾗﾈｪﾝﾀﾞﾖ」

『あはは、前にゲームしてたときも似たようなこと言ってたじゃん』

私が笑えば煽りと受け取り睨んでくるのが面白い。

md「最悪...早ｸ食ﾍﾞﾃ帰ｯﾃ。」

どりみーは料理を並べるときにこっそりと私の耳元で話す。

md「シュラハトﾉ生徒会､来ﾃﾙﾗｼｲ」

シュラハト...

出された珈琲を啜りながらどうしようか顔をしかめる。

ru「どうしたの？」

『...ちょっとね』

甘味が好きなレウさんは甘そうなホットケーキを口のなかに放りながら不思議そうにする。

自分の二の腕を軽く数度叩くと納得したのか頷く。

体育祭後、この位置には青たんが残っとったもんなぁ...

レウさんは私を気遣ってか少しでも早く食べなきゃ、と食べる速度を早くしている。

一番多いもんなぁ、ホットケーキ。

他はアイスクリームとかにしてるから直ぐに終わりそうやし。

さっさと食べ終えたレウさんは食べ終わっていない死神を見てどこか安心した顔をしていた。

笑てまうわ、やめてほしい

飲み終わった珈琲カップを机の上に置く。

ようやく死神が食べ終わると次はどこへ行こうか、と出る。

pe「俺、クロノアさんのところ行きたいんだけど」

『あー、きょー先輩とらっだぁ先輩もいるし、私も行きたい』

じゃあ次は三年ゾーンに行くか、とパンフレットを見ながら耳からはいる聞き覚えのある声に背を向け歩く。

pe「俺らパンフレット持ってないからさ...

よくもってたね」

『まぁ、クラス実行委員長だから。』

パンフレットで位置を確認し曲がり角でシュラハトの生徒会の位置を確認する。

ちょうどどりみーのクラスに入っていくところだった。

安心した...

上の階に上がるときょー先輩たちのところは大きく目立っていた。

お化け屋敷、ということで好き嫌いが別れるから並ばないと思っていたが、案外人気なのか大分並んでいた。

『んー...どうする？このあとまた来たらもっと居ると思うけど。』

そういうと困ったように顔を見合わせる。

『よし、悩むなら並ぼうか』

待つ人用に用意されている椅子に座る。

『あまり待たなさそうだね、スピード早そう』

中から聞こえてくる叫び声。

途中リタイアも居るのか、結構進みが早い。

二人ペアなのだがレウさんとになった。