33個 ページ33
埃っぽく臭いもきつい。
「うお、すげぇな...」
先生はけほ、と席をしながら奥へと進んでいく。
嫌々ながらもついていく。
先生は奥にあるペンキ缶を持ち手前へやって来た。
「沢山あるけど、何色必要？」
kyo「俺これだわ」
きょー先輩はそう言ってペンキ缶を持ち上げた。
「よし、いいぞ。Aはどうする？」
どうする、かぁ...
『あればあるだけ良いんですけどね』
「よし、全部持ってくか」
『え？』
先生はなんともなさそうな顔で用意し出す。
『い、良いんですか...？』
「良いよ良いよ、残っちゃってもったいないし」
先生は大きな声で笑いながら色んな色のペンキ缶を出してくる。
kyo「なんでこないにあるんすか？」
「ほら、今年体育祭が合同になったからクラス旗作らなかったでしょ？」
クラス旗...
嗚呼、その分残っているのか。
「余っちゃって使えなくなるのももったいないし」
先生はそう言って半分以上のペンキ缶を持ってくれた。
kyo「せやな、使えるもんは使った方が効率ええな。」
予算が大分緩くなった来はするけど...
ええんかな
kyo「ん、じゃあ別れますか」
きょー先輩と別れ先生と二人で教室へ向かう。
教室についてクラスメイトに見せれば「おお！」と喜んでいた。
結構進められそうでよかった。
「そういえば、今日の休みに集合らしいから、忘れるなよ」
『ありがとうございます』
先生はそういうと教室を出てった。
ある程度作業が進んだとき、時間がやって来た。
『あー、時間なのでここで終わりにしようと思うんですけど、今日の部品は私のクラスは隣の部屋に置きます。なので、暴れたり騒がないように。
次は今日出来なかったところからやります』
そこで解散する。
今日は唯一の実行委員の女子生徒が高熱で休みだから三人で会議に行くことに鳴る。
ru「昼食食べれなさそう」
pe「嫌だなぁ」
はぁ、とため息をつくぺいんと。
私はポケットから栄養食を取り出し食べる。
ru「あ、ずる！」
『今日はちょうど時間なかったんですよね』
食べ終わるのと会議室につくのは同時だった。
会議室では既に皆集まっていた。
最後やったんか...
まぁ、少し延長してたし、しゃあないか
『遅れました』
kyo「ん、座って」
言われた通りに近くにあった席につく。
机の上にある紙を見る。
きょー先輩が話し出すと共に会議は始まった。
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年1月1日 0時
