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あれから二週間後、テストが終わり返される日。
特に悪いとは思わないも皆で勉強会をしたのだから少し点数がいつもより気になる。
rd「いや〜、ドキドキする〜」
皆で集まって登校をすることになり共に歩いているとらっだぁ先輩がいきなりそういい出す。
pe「俺だって口から心臓が飛び出しそうだよ！」
もう無理〜、と弱音を吐くぺいんと。
con「俺は上がったと思うけどなぁ〜」
コンタミ先輩がそう言うときょー先輩は「げ」と声を漏らした。
kyo「置いてかんといてよ」
con「きょーさんがゲームしてたのが悪いんでしょー？」
柔らかく笑いながらいつもみたいに突っ込む。
sng「いやぁ...僕不安だなぁ、トラゾーさんに教えてもらったところは出来たけど」
tr「それは良かった。まぁ、俺の勉強する時間なくなったけど」
sng「ごめんって」
楽しそうに話を続けている。
『此処ってどんな感じ？私のところは個人個人で渡されてたんだけど。』
kyo「此処は昇降口の壁に貼られんで、皆に見られる」
マジでこの学校プライバシーの欠片もあらへんわ
ざわざわと煩い昇降口に入る。
でかでかとかけられた紙に人が集まっていて見られない。
大勢の人には慣れとるけど、ここまで密集すると息が苦しいなぁ...
蒸し暑いし。
ほんまに秋か疑うわ。
kyo「おー、見えた」
『はや』
きょー先輩は雑に順位を言っていく。
皆、「あがった」と喜んでいる。
kyo「Aは〜...あ？早乙女ないんやけど」
『あ、Aでもう記録し直しましたよ』
kyo「あー、そうなん。やったら、二年一位。」
「「は！？」」
二年組の声が重なる。
うるっさ...
sng「ちょっと待って？
本当にシュラハトから来た？」
『うん、罵倒してますよね』
pe「不良校から来たのに頭いいとか...ずるい」
『努力なんで、頑張ってください』
ru「え〜、教え方苦手なタイプか」
『その点に関してはマジで申し訳ない』
md「ｵﾚﾀﾞ!」
『一番もらいます、ﾁｯｽ』
どりみーの真似をして煽ると凄い形相で睨み付けられた。
ごめんて...
sng「本当、ずるいよ...うちの部活でめちゃ使えそうなのに」
こき使われそうやな
『まぁ、相手だったらしてあげるよ』
sng「本当に！？」
わーい、と腕をブンブンと振ってくる死神。
痛いよ...
ちなみに、三年生の一位はコンタミ先輩らしいです。
流石生徒会書記やな。
そのこと最近知ったけど。
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年1月1日 0時
