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約束していた勉強会の日。
待ち合わせ場所で待っていると声をかけられる。
顔をあげるとどうやら日本人ではなさそう。
話している言語は英語だし、配慮してか時々慣れなそうに日本語を伝えてくれる。
嗚呼、彼処の駅ね。
軽く英語で返すとにこ、と笑って手をブンブンと振ってきた。
おお、元気やな...？
バイバーイ、と手を降り去っていく観光客さん。
多分、映画見に来たんだろうなぁ、アニメのグッズ付けてたし。
凄いよね、わざわざ海外まで来て映画見るなんて。
rd「あ、Aいた〜！」
後ろから聞こえてくる声に振り返れば「きちゃあ」とらっだぁ先輩がやって来る。
『他の方はどこですか？』
rd「何〜、俺と二人は不満かぁー？」
『不満です』
rd「おい」
軽く茶番をしながら歩き始める。
なんでも、別のところで偶然あった為じゃんけんで負けたらっだぁ先輩が私を迎えに来ることになったのだとか。
私に失礼なの、分かっとります？
rd「あ、此処此処〜」
インターホンを鳴らすらっだぁ先輩の隣に立つ。
マンションかぁ...
一人暮らしするならマンションがええなぁ...
家賃ある程度高くてもええから。
インターホンを通して聞こえてくる声。
ガチャ、とドアが開いた。
「は？」
『なんで居んの。』
目の前にはロボロがいた。
いや、ほんまなんで？
あ、従兄弟だからか？
それでもあらへんやろ、そんなこと...
rb「えぇ、客ってコイツかよ...」
ロボロがそう漏らしながらリビングに促す。
らっだぁ先輩も聞こえてるとは思うが何も言わなかった。
リビングに入ると一発目騒々しい。
pe「あ、来たの！」
なにやら顔を赤くさせたぺいんとがいそいそと椅子へと促してくる。
なんやねん、ほんまに...
rd「あれ、ぺいんと顔赤くなぁい？」
pe「ちょ、らっだぁ...ッ！うっせぇよ！」
rd「やだーん、もしかして女の子連れるの初めてで緊張してるとか〜？」
pe「おい！らっだぁマジで！」
否定しないってことはそういうことなんか...
『普通にキモい』
pe「う"っ...」
傷ついたのかメソメソとし出す。
忙しい奴やなぁ
con「Aは〜、じゃあ、みっどぉとレウさんの間ね」
『なんで、端っこで良いよ。一人でボッチしてるから』
con「教えてもらうなら、先生二人の方が良いでしょー？」
感情を隠すように笑うコンタミ先輩。
『嫌ですよ、どうせ何かしてくるんでしょ』
ru「俺らそんなに信じられない！？」
『うん』
ru「マジか」
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年1月1日 0時
