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kin「さて、放送委員はシュヴァンツ高等学校からきんときと！」
『フルーフ高等学校のAと』
rb「シュラハト高等学校のロボロですぅ」
挨拶が終わったところで入場する生徒を見ながら説明が始まる。
kin「さて、この競技は沢山の方も選手へと変わるものですが、お二人はどう思いますか？」
話題を振ってくれるきんとき君。
上手いなぁ...
『そうですね、中身は私たちも知らないので、気になるところではあります』
rb「中身の方は各校生徒会が決めたので悲惨な事態になるかもしれませんね」
選手が入場を終えスタート地点に着く。
『それではいきましょう』
きんとき君に目線を向けるときんとき君は頷きスタートコールをする。
騒ぐ応援団に走り出す選手。
選手らは見た文字をそのまま声に出し探し出す。
ごちゃごちゃした言葉のなか声が聞こえてくる。
「ぅえ！？...あ、頭の毛が薄い方！」
はじめから辛そうだな...
というか、よくオブラートに言えたな...
「各校の柔道及び合気道部の部長さん！」
お、きょー先輩か。
kin「柔道及び合気道部の部長さん！
因みにシュヴァンツはないので二校のみです！」
へぇ、ないんや。
すると隣にいるロボロが立ち上がった。
あー、柔道部やっけ。
『ここでまさかの放送委員から一人抜けます！
シュラハト柔道部部長はロボロさんだぁ！』
会場が沸き上がる。
あーあー、足怪我してんのに頑張るなぁ
一度に9人だから一試合目が終わる。
上位二位を勝ち取ったのはシュヴァンツだった。
強いなぁ
『さて、次は二試合目です』
やって来るロボロ。
kin「参加した気分はどうですか？」
rb「いやぁ...これ、疲れるわぁ」
ふー、と息を吐くロボロ。
これのためにヘッドセットにされたのか。
なるほどね。
『それでは行きます』
またもきんとき君のスタートコールではじまる。
良く見てみればシュラハトの生徒会おるやん。
えーと...ああ、せや。
鬱先生。
鬱はお題を見た後何も言わずにキョロキョロと辺りを見渡す。
紙を読むって言うルールが一応あるんだけど。
まぁ、ええか。
鬱は本部を見ると見つけたと言わんばかりに走ってくる。
青のイメージカラーらしい。
なるほどなぁ
あれ、アイツ陸上部やなかったん？
まぁええわ。
他見よ。
きんとき君が鬱に連れ去られていくのを横目に他の実況をする。
うわぁ、嫌いな先生、ねぇ...
可哀想に。
こうして二試合目は一位をシュラハトがとり終わった。
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2021年1月1日 0時
