50回 ページ50
家に着くのは時間が思っていたよりかかり太陽は真上まで上がっていた。
家のドアに手をかけようとすると中が騒がしかった。
入りづらくてどうしようと思っているとドアが開く。
声にならない悲鳴が一瞬喉で鳴る。
しかし、それもすぐに消え胸には安堵が残る。
zm「っ、A...」
眉を潜めたゾムが其処にはいた。
zm「ごめんな、ごめん...良かった...」
優しく頭をなで、体をぎゅ、と優しく包み込んでくれる。
ゾムは、帰ってきてたんだ...
そう思うと安心で、ゾムの背中に手をまわす。
ゾムはハッとして自分の後ろにいた三人に目を向ける。
zm「えぇと...」
krn「すみません、クロノア、と申します。
実はこの森の中で仲間とはぐれてしまい、ここを訪れてはいないかな、と思いまして...」
クロノアがそう言うとゾムは「多分いますよ」と言い中へと通した。
いいの、と顔をあげるとゾムは視線に気がつき頷いた。
zm「A、これ貰ったん？」
リビングへと向かう途中、ゾムが自分の首にまわっている笛に指を絡ませ遊んでいる。
頷くと、これはクリーパーが助けに来てくれる笛だ、と教えてくれた。
そうなんだ、と笛を握る。
zm「あの〜、迎え来ましたよ」
リビングに入りながらゾムが誰かにそう言う。
「えっ、本当じゃん！おいトラゾー、クロノアさん！」
大股で近づいてくる人間に驚きゾムの後ろへと隠れる。
人間は自分に気がついていないようにトラゾー、クロノア、イナリと話はじめた。
その人間を止めるようにもう一人が間に入る。
krn「良かった、ぺいんと...」
安堵のため息をついたクロノアにぺいんとがムッとする。
pe「元はといえばクロノアさんが猫追っかけて居なくなったのが原因でしょー？」
krn「あれぇ、そうだったかなぁ」
「そうですよ？クロノアさんが居なくならなければ良かったんですよ！」
pe「そう言う死神君も途中で渓谷に落ちて危機一髪だったけどね」
sng「あれ...？ぺいんとさん...？」
tr「え、死神さん落ちたの！？渓谷に？」
sng「え、あの〜...」
krn「それは大変だね！死神君も１つの原因ってことで〜」
sng「あの、僕の仲間は居ないんですか？ねぇ？」
死神がそう言うと笑いが起きた。
なんか...個性豊かだなぁ...
そう思いながら覗いていると死神と目が合う。
sng「え、ちょっと待って？ロリ居るんだけど！」
pe「ビジネスロリコン」
sng「ぺいんとさん！？」
コントのようなものを続ける二人。
頭が混乱してきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パソコンの精 - 設定が面白いので、読んでて飽きないですね。更新頑張って下さい！ (2020年12月13日 14時) (
レス) id: 8d2541acc6 (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@元祖みぃーちゃん(?) - お！！クリーパー！？ すげぇ､､､え?夢主かわよ！！ ､､､更新頑張ってください！！ (2020年11月6日 20時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲々姫 | 作成日時：2020年10月23日 19時
