13回 ページ13
翌日、朝起きてリビングに向かうとグルッペンとその隣に見覚えのない人間がいた。
部屋に入らずにじっと見ていたらいつの間にか後ろにいたシャオロンに当たってしまう。
sho「あ、見えへんかったわ」
平然とそう言ってリビングに入っていくシャオロン。
しかし、会話が聞こえたのかグルッペンたちの目線は自分に集中していた。
見たことのない人間に数歩下がるもまたもや後ろにいたしんぺい神に肩を掴まれる。
...いつの間に。
sn「エミさーん、言ってた子、この子だよ」
しんぺい神がそう言うとグルッペンの隣に居た人間が席から立ち上がり近づいてくる。
em「はじめまして。エーミールと申します」
綺麗に頭を下げてくるエーミールを驚きのあまり目をぱちぱちしながら見る。
エーミール。
教育係の人間だと気がつけば多少の警戒は解けた。
sn「さ、座ろうか」
しんぺい神に肩を押され椅子に座らされる。
隣にしんぺい神が座る。
反対側にはオスマンが座っていて、挟まれているからか威圧がすごくてなんとも言いがたい。
gr「あとは、鬱とチーノか」
またか、とため息をついたグルッペンにトントンはイライラを隠さずに扉と時計を交互に睨んでいる。
針がてっぺんに指したとき、トントンが椅子を荒く下げ立ち上がる。
皆は特に気に求めていないようだ。
じっとトントンを見ていたら、トントンはリビングを出ていった。
少しすると泣き叫ぶような声が聞こえてきて、トントンが戻ってきた。
後ろからは鬱とチーノが着いている。
tn「おら、席つけよ。あくしろよ」
トントンが睨むと鬱とチーノは体を跳ねさせ飛びいるように席へとついた。
全員ついたのを見てからコネシマが食べ始める。
やはり全員バラバラで食べ始めた。
その中、ボソッと声が聞こえて来る。
ht「いただきます」
目線を向けると手を合わせてから食べ始めていた。
じーっとみていたら気がついたのか目が合う。
慌てて手を合わせる真似をするとひとらんらんは驚いたのか瞬きを数度した。
sn「ん、いきなりどうしたの？」
しんぺい神が様子を見ていたのか自分に問いかけてくる。
何もないよ、と首を横に振ると「そっか」といいスープの類いのものを自分の前に置く。
sn「少しでも良いからね。食べきれなかったら残しても良いし、無理はしないでね」
こくりと頷いてからスープを見る。
慣れない手でスプーンを持って口に運ぶ。
なぜか昨日とは違い、普通に喉を伝っていった。
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パソコンの精 - 設定が面白いので、読んでて飽きないですね。更新頑張って下さい！ (2020年12月13日 14時) (
レス) id: 8d2541acc6 (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@元祖みぃーちゃん(?) - お！！クリーパー！？ すげぇ､､､え?夢主かわよ！！ ､､､更新頑張ってください！！ (2020年11月6日 20時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲々姫 | 作成日時：2020年10月23日 19時
