１０人目のメンバー。

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ある日撮影日、時間ができのんびりしていた





SnowManメンバーは、携帯やら本やらを読んでいて、翔太は、楽屋で寝てしまったため1人廊下を出た





そして、人が居なくなった所までやってきた時、腕をグイッと引かれた








だれ？っと思ったときにわかった






大好きだったあの人の匂いだった







『阿部ちゃん？』




そう言うと、ぎゅっとまた力が込められた





『ここ、廊下だよ？』





「うん、知ってる」





『誰かにみられるよ』





「わかった」





そう言って離してくれたと思ったら、ふたたび腕を引かれ、空き室へと入った






そしてすぐに正面から抱きしめられた







『阿部ちゃん、？』





「ねぇ、なんで別れるって言ったの？」





「足なんか引っ張ってない、よ、、」




「他に理由があるんじゃないの？」




「俺じゃ、幸せに出来なかったから？ねぇもう好きじゃなくなったの？」





「俺以外の男が、Aの横に居るなんて信じらんない｣






「俺じゃ、だめ？」







そして、目線を合わせて言われた





「好きだよ、大好きだよ」






「翔太じゃなくて、俺にしてよ」






『ごめ、ん、、』





涙が溢れ出た






「泣くなよ、、泣きたいのはこっちだよ」





そして、また抱きしめられた






私の肩に、阿部ちゃんの顔が埋まった







じわじわと、肩が暖かくなった







『阿部ちゃん、、』






「好きだ、、Aが好きだよ｣






「俺、もう、、A以外考えらんない｣






すると、廊下の方から、名前を呼ぶ声が聞こえた








翔太だ、数人が走ってる音も聞こえた






そして、ここの部屋の扉が開いた





翔「なにしてんだよ阿部」





深「阿部ちゃん」




岩「阿部」





翔「離れろよ」






「嫌だ」





私の上で、翔太と阿部ちゃんの言い合いが聞こえた





阿部ちゃんの胸の中にいる為。翔太の顔が見えない






そして、グイッと引っ張られ今度は翔太の胸の中にいた






翔「Aは俺の彼女なんだぞ｣




翔「勝手に触んなよ」






「言っておくけど、俺の方がAの全部知ってるからね｣





深「おい、阿部ちゃんこれ以上はやめろ」





「なんでだよ、やめねぇよ、、俺にはAしかいねぇよ｣





翔「そんなの、俺だってそうだから」





「翔太なんかに、譲らないから」




お互いに、バチバチになってしまった

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