ベルキア【告白】 ページ12
『愛すべき日常』
貴方は椿さんの
――――
「おっはよー、ベルッ！！」
叫びながらベルの布団を剥ぎ取る。
あ、皆さんおはようございます。私は今、絶賛お寝坊さんNo.2のベルキアを叩き起こしてます☆
へ、No.1？ もっちろん椿さんだよ☆
「うわァ！？ ちょ、寒ゥ！？」
「ほらほら椿さん起きたよー！ ベルも起きた起きた！」
「えェー……ってまだ6時前だよォ！？ さすがにまだ寝てたいんだけどォ！？」
「今日のおやつは私の奢りのダッツだけど、ベルだけ要らないね？」
「じゃァ、仕方ないから起きてやるよォ★」
ちょろいなコイツ……。
私は10時から用事が入っているから、朝のうちにさっさと掃除しようと思っていた。
いやまあだって、ホテルの係員とか入れられないしね……。
「はーいベル、今日は私が髪セットしてあげようか」
「……」
その眼は止めて頂けますかねぇ。
「……ちゃんとしてよォ？」
「だーいじょうぶ」
ベルのピンクの髪に櫛を通す。胸の鼓動を悟られないようにしながら。
「……でーきた！ どう、ベル？」
「――うん。ありがとねェ、A☆★」
「いえいえ。やっぱり私、ベルの事好きだなー」
おどけた口調で言ったものの、偽らざる本心だ。
さてさて。どんな反応を返してくるかな？ ……ま、ベルの事だから気色悪がられるのがオチかな。
「……っ……」
赤面。文字通り真っ赤になった。
え！？ え！？ どんだけ乙女なのベルキアさん！？ 純情だね！？
「……それ、どういうつもりィ？」
「え、っと……」
「そんな事言ったらァ……どうなるか考えなかったのォ？ ボクも男だよォ……？」
直後、肩を掴まれ壁に押し付けられる。ドン！ とベルのもう片方の手が私の顔の横の壁を叩いた。
「……Aはふざけて言ったらんだろうけどさァ……本気になっちゃうよォ？ いいの？」
「いいよ、ベル」
即答。
ベルはちょっと驚いた顔をした後、少し泣きそうな顔をして私を抱き締めた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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月下(プロフ) - 紫杏さん» またお返事遅くなりすみません、気づきませんでした……m(_ _)m応援ありがとうございます！ おかげさまで続編まで行く事が出来ました！ 良かったらそちらもどうぞ♪ (2017年2月8日 16時) (
レス) id: 1b8285cff1 (このIDを非表示/違反報告)
紫杏 - うわあああああああ！！何なんですか萌えすぎて倒れそうどうしようかわいい！！…ふぅ、落ち着きました(笑)リクエスト、素敵なものをありがとうございました！これからも更新頑張って下さい、応援してます！ (2017年1月25日 19時) (レス) id: 31d6c79ecc (このIDを非表示/違反報告)
月下(プロフ) - 紫杏さん» お返事遅くなってすみませんm(_ _)m リクエスト&コメントありがとうございます！ そう言って頂けて光栄です♪そもそも私の話の追加する話が趣味丸出しなので、大丈夫ですよ！(*´∀`)b (2017年1月24日 15時) (レス) id: 2bd8643af1 (このIDを非表示/違反報告)
紫杏 - かわいい…！皆かわいすぎですよ…！！読みながらひたすら悶えてました(笑)特に御国さんが素敵でかわいいです…！えと、リクエストもしよろしかったら御国さんと吊戯さんの奪い合い…とか見てみたいです！趣味丸出しですね…(苦笑) (2017年1月18日 19時) (レス) id: 31d6c79ecc (このIDを非表示/違反報告)
月下(プロフ) - あっぷるぱい猫系女子さん» リクエストありがとうございます！大丈夫ですよ〜(*´∀`)♪了解しました、しばらくお待ち下さい！ (2017年1月9日 22時) (レス) id: 2bd8643af1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下 | 作成日時：2016年10月8日 17時
