伏見猿比古が《吠舞羅》を抜けた理由

No.16 ページ17

その後、伏見一行と《吠舞羅》は一緒にご飯を食べてからわかれた
夕方頃にはAが病院に戻り、伏見・秋山・弁財の3人が《セプター4》に戻った
翌日、伏見たちは質問攻めにあった

理由:道明寺・布施が巡回中に起きたことを全部話していた

もちろん、室長・宗像 礼司と副長・淡島 世理には言っていなかった
また室長が特務室に来て伏見たちに質問していた
その度に淡島が室長室に連れ帰っていた
淡島はなにも聞かない

理由:『BAR HOMRA』の常連客で草薙に聞いていたから

そのことを聞いた伏見は一瞬、草薙に殺意がわいた
が、ほんの一瞬だった

理由:宗像が仕事をせずに質問ばかりしてくるから宗像に殺意が向いているから

伏見 1日目 抜刀 5回
伏見 2日目 抜刀 8回
伏見 3日目 抜刀 3回
伏見 4日目 抜刀 6回
伏見 5日目 抜刀 4回

1日の抜刀数 8回 最高記録

という記録を持ってしまった伏見…
秋山と弁財は抜刀しようとしたがしなかった

理由:先に伏見が抜刀していたから

伏見は秋山と弁財以外には何も話さなかった
他の人たちに言うことがあれば秋山と弁財のどちらかに伝言を頼んでいた
そして、自分の仕事以外はやろうとしなかった
そして、寮にこもってしまったので《セプター4》が崩壊しそうだった

理由1:仕事のほとんどを伏見がやっていたのでやり方がわからない…という人が続出していたから

理由2:電気や水が止まりかけたから

理由3:室長が一切仕事をしないから

理由4:副長が室長の代わりに仕事をしようとしていたが疲労で倒れてしまったから

理由5:《セプター4》のNo.3全員が仕事しない、出来ない状態だったから

副長は置いておいて《セプター4》のほぼ全員が室長と伏見に助けを求めるという状態だったのだ
特に特務隊の人たちは仕事の多さ故に倒れる人が続出した
なぜか秋山と弁財は軽々と仕事をこなしていた
その早さに驚いて2人に助けを求める構図もあったとかなかったとか…

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