俺スカ1.2 (ページ24)

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永井に呼び出されてから何日かたった今日。

でも未だに親を交えて話し合おうとする気配がない

あの時私が部屋を出たからなくなったのかもしれない

そんなことを考えていると田中が何か紙を配っていた

A
「補習？」

だるい～って叫びながら後ろにプリントを回す

紗綾香
「ハート多！」

まぁ確かに…

秀一のほうを見ると何か考えているようで

怖い顔をしていた

A
「秀一？

どうかした？」

秀一
「いや、バイトとかぶってて…」

秀一もたくさんのことを1人で抱えこんでる

私と同じ

やっぱり似た者同士は集まるんだね

A
「まぁ、どうせ成績いいし免除してもらえるでしょ」

てか免除してくれなきゃ今月生きていけないよ

収入減るよ

って付け足していっきに畳み掛けるように秀一に話しかけると

秀一
「ふふっ笑

お前必死すぎw

なんか現役キャバ嬢にお金の話されると

説得力あるな笑」

って、久しぶりに秀一の笑った顔見たかも

て言ったら頭を思いっきり叩かれた

A
「心配してあげてるのになによー！」

少しホッペを膨らませていってみる

秀一
「心配させてごめんな」

かっこいいから許す！と言って秀一に抱きついた

周りはSHRの最中だったので他の人からの視線が集まってしまった

原田
「ちょっとそこ！

朝からイチャイチャしてるんじゃないわよ笑」

結衣
「うっわーラブラブだね笑笑」

うるせーなーって言葉が口から飛び出そうになったのを抑えて

いいでしょ！って笑顔で言って見せた

嫌なことを顔に出さなくなった自分の成長を感じた