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ar side
夕方、俺は病院に向かった。
今日、山田の目が覚めるはず。朝って言ってたしもう覚めてるかな。
「伊野ちゃーん、山田んとこ行くぞ〜」
『ちょっと待って〜...ﾁｯまじうぜえ』
「何してんの」
伊野ちゃんがスマホを横向きに持ってて、覗いてみるとオンラインゲーム。
『...ちょ、勝手に見んなよ』
「あぁ、ごめん」
俺が目線を離すと、伊野ちゃんは暴言をちょくちょく吐きながらゲームを終わらせた。
結局負けたらしい。機嫌が悪い。
「はあ...山田に会ってその態度出すなよ？」
『分かってるようっせえな』
ほんとに分かってんのかなあ...。
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作者名：志乃 x他1人 | 作成日時：2019年7月1日 11時
