今日:11 hit、昨日:9 hit、合計:109,856 hit
小｜中｜大
・ ページ14
後日、涼介の病室にメンバーを呼んだ。
たまたまその日は全員仕事がない日だった。
『ごめん...結局迷惑かけた...』
『迷惑かけてって言ったでしょ。もっと早く迷惑かけてよ』
知 念が言った。
『とりあえず...コンサートどうする？出たい？』
薮が涼介に聞く。
涼介は俯いて黙ってしまった。
「涼介、ちゃんと言お？」
『ん...』
涼介の肩をさすると、目から涙がぽろんと落ちた。
『俺...は...出たい...。座ってるだけでも、いい...から...』
すると、病室にいた全員がほぼ同時に微笑んだ。
『よし、どうやった出られるか考えよう』
『へっ...？』
ずっと俯いていた涼介がようやく顔を上げた。
『山田がコンサートに出たいのと同じくらい、ファンの子も山田に会いたいと思うよ』
大ちゃんが優しい声で言った。
涼介はさっきよりもぼろぼろと涙を流し、うんと頷いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 261人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
志乃(プロフ) - いのやまゆゆさん» 申し訳ないです汗克服中なので頑張ります！ (2021年9月16日 16時) (
レス) id: e83845d39d (このIDを非表示/違反報告)
いのやまゆゆ - 同担拒否なの、残念です、、、 (2021年9月16日 14時) (レス) id: 761100e859 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：志乃 | 作成日時：2019年6月6日 7時
