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「ジュダル、おまえも早くかたをつけろ。勝って戻ってこい!!!」
「仰せのままにィ、やってやるよ!!!」
ドオオオオ
「やはり見えない…力の次元が…!!」
「もっとだ！もっと力をよこしやがれ!!!」
ドン
「あっ!!?」
「ジュダル……？」
「ジュダルくん、きみは……」
バサバサ
「アラジン…俺は………………おまえを倒せるなら、何にでもなってやるぜ…………」
(この感じ…「依り代」の時と同っ……！？)
「させない!!!」
(やっぱり止めなきゃ!!そのためにやっぱりあの…ソロモン王の力魔法しかないんだ!!!
でも……)
『魔法ってのはさ、知識だけじゃダメなんだ。俺はいつも考えるだけでさ。大魔法を発動するための魔法式や理論ならこの世界にたくさんある。でも、その文献を読んだりして知識を得た全員が大魔法を使えはしないように、俺の見つけた大魔法を実現させられるのは、ソロモン 君だけなんだ。』
(そうなんだ。僕は「ソロモンの知恵」でアルマトランの魔法知識を知っているだけ……僕とソロモン王とじゃ、魔導士としての力の差がありすぎる！魔法を発動させられることと、魔法を無事成功させられるかは別問題だ。
力の足りない僕が……こんな複雑な大魔法の本領を引き出そうとすれば……力が制御できなくて……
僕という人格は、すっかり消えてしまうかもしれない。それにこの魔法を使えば、ジュダルくんは…)
「……………………………………それでも、僕は君を止める!!!」
スッ
クイッ
「「
ピイーン
「……？ハア！？なんだそりゃあ、効かねーな!!!」
！
ボッッ
(今更「砂の巨人」だと？)
「おおっ！？」
砂の巨人に殴られ、そのまま上に進む。
「突き上げた？また俺を跳ね返すだけの、「究極の力魔法」もどきかよ。
こんなもん、魔法の逆噴射で振り払ってやるぜ!!!」
(……なんだ？アラジン。この魔法は……ちっとも威力が弱まらねぇ。)
「てめえ、いつまで押し比べを続けるつもりだ？」
「
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年5月8日 23時
