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「例えば２型の魔導士は、水魔法の次に音魔法の素質も大いにあるということを知っていたか……？」
男とAはフルフルと首を横に振った。
「貴様らは無知で未熟だ……だが、それを恥じることは無い。
この世には……貴様らの知らない魔法の真理がまだまだ沢山眠っている……
そして未熟な貴様らは学べば、学ぶだけ、その無限の知識の扉を開けることが許されているのだ！！」
「……！！」
アラジンとAは、ぞくぞくと興奮するのを感じた。
Aは、金属器も氷なのに、得意魔法も氷かよ、なんて思っていたのだが、なんと音魔法も得意と聞いて驚いた。
だが魔法にはこれだけの種類がある。
そして、自分には……
感謝すべき「才能」がある……！
「シュバリエ」は全能である。
だが、姉とは違い彼女は余計な力を手に入れてしまったので、
全てが中途半端になりがちなのだ。
でもそれは、全て言い訳に過ぎない。
彼女は努力が好きだ。自分を好きになりたいと思っている。
こんな自分でも、「シュバリエ」では留まらない長所を、「特別」を勝ち取りたいと思っている…！
自分の力を最大限に生かし、発揮し、
自分を高めたいと、心から思った＿！
「さぁ、今日から残りの1ヶ月間大いに学べ！！」
「「はいっ！！！！」」
それからは主に座学の授業が増えた。
時々挟まれる体力強化もあったが、それでも彼らは楽しかった。
自分の知らない自分を見つけ出すことがこんなにも幸福を感じるのか、と思った。
1週間後。
「ただ火を出す、水を出すといった単純な魔法から極めろ！世界には、8つの型を組み合わせた上級魔法も存在するが、貴様らには早い！」
ブワッッ
「うわっ！」
「どうした！？」
「いえ…急に強力な魔法が出たんです…こんなの今までできたことがないのに…！？」
「……それは単に、貴様の肉体が強くなった証だ。
魔法を使う時、人の体には負荷が生じるが……
体内のルフたちは、それから体を守るため、魔力の出力を無意識に抑えてしまうのだ！
体を鍛えたことで、そのリミッターが外れてきているだけのことだ……」
「あっ、本当だ！！」
「俺もだ！！」
そーっ、
アラジンはマイヤーズに見つめられるなか、少し不安になりながらも杖を構えた。
「
ボワッッ！！
「ほ……ほんとうだ……！入学試験の時より強くなってる……！？」
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氷空音(プロフ) - ナギさん» 読み進めていただけたら分かりますがヤンデレは治ります！あと、第139夜はこの作品では飛ばしているのですが、呼び方を間違えてしまったところはどこだったでしょうか？すみません！見つけるのが下手で…見つけ次第直させて頂きたいのですが💦 (2022年10月26日 15時) (
レス) id: a1f76e7cbb (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 第139夜ですが、紅玉は紅覇の義姉ではなく、歳が同じ義妹で紅玉と呼んでいますよ！ (2022年10月26日 7時) (レス) @page23 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 白龍くんのヤンデレは治りますか？まだアニメで放送されていないシンドバッドを倒すところではアラジン達と共に戦っているので治る気がします。 (2022年10月26日 7時) (レス) @page12 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
氷空音(プロフ) - サラさん» わーい！！！！！！とっても嬉しいですありがとうございます頑張ります😭😭❣️ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 把握しました！私この小説ほんと見ててなんか微笑ましくなってめっちゃ好きなので、今回頑張って絵描かせていただきます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 98face5f6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月25日 16時
