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「それに順番に両手で触れろ。普段杖で魔法を使う時のように火力魔力を込めてな。」
マイヤーズに指さされたアラジンは「僕から？」と自分を指さし、そ〜っ、とその水晶に触れた。
皆でドキドキ胸を高鳴らせながらそれを見ていると、
パアッ
「「！？」」
ピィピイ
(……！？石の中にルフたちが…！？)
ガラスの中にルフが現れたかと思えば、
ボワッッ！！
「「！！？」」
アラジンを炎が襲った。
「よしっ、貴様は「1型・赤魔道士」！！」
「「あ、あかまどうし？？」」
焦げたアラジンは目を丸くしながら不思議そうにするが、マイヤーズは説明する前にどんどん生徒を順番に触れさせた。
バシャッ
「2型・青魔道士！」
ブォー
「5型・白魔道士！」
ビリビリ
「4型・黄魔道士！」
そして最後はAの番。
バキッッ
「２型・青魔道士！！」
Aの手には氷が手袋のように渡って、診断されても離せられなかったので杖を思い切り突き刺して割った。
「教官……今のは一体…！？」
それぞれボロボロな状態になりながら水晶を持っているマイヤーズを見上げる。
「今のは……魔導士を8種に分類するための魔法道具だ。」
その水晶は魔法道具の「八色魔選晶」と言うものだ。
「8種類の魔導士……？」
「ああ、貴様らは魔導士やルフには「個性」があることを知っているか？」
「こ……「個性」？？」
「海で波を起こしやすいルフ。空で風を起こしやすいルフ。それぞれ違う。
そして無限に種類があるそれらをマグノシュタットでは大きく8つに分類している。このようにだ。」
マイヤーズは鞭で黒板を指した。
表のようなものがあり、わかりやすい。
1型から8型までたり、簡単には、炎、水、光、雷、風、音、力、命があるようだ。
「そして、1型ルフと特にひかれあい、炎や熱の魔法が得意な者を「1型魔導士」…という。
ちなみにち1型のルフは、自然現象を起こす際に人間の目にはしばしば赤く輝いて見える。そのため、1型魔導士のことを俗に赤魔道士とも言うのだ。」
アラジンはウーゴが力を使うとき、手に赤く輝く力を灯していたのを思い出した。
(そ……そういうことだったのか……)
「では教官…僕が水魔法しかできないのは、２型の魔導士だからでしょうか？それとも、才能がないからでしょうか？」
男がおずおずと質問すると、マイヤーズは鋭く見下ろした。
「違う。それは貴様が……無知だからだ。」
2→←白龍編ありがとうそしてマグノシュタット編よろしくおねがいします
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氷空音(プロフ) - ナギさん» 読み進めていただけたら分かりますがヤンデレは治ります！あと、第139夜はこの作品では飛ばしているのですが、呼び方を間違えてしまったところはどこだったでしょうか？すみません！見つけるのが下手で…見つけ次第直させて頂きたいのですが💦 (2022年10月26日 15時) (
レス) id: a1f76e7cbb (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 第139夜ですが、紅玉は紅覇の義姉ではなく、歳が同じ義妹で紅玉と呼んでいますよ！ (2022年10月26日 7時) (レス) @page23 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 白龍くんのヤンデレは治りますか？まだアニメで放送されていないシンドバッドを倒すところではアラジン達と共に戦っているので治る気がします。 (2022年10月26日 7時) (レス) @page12 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
氷空音(プロフ) - サラさん» わーい！！！！！！とっても嬉しいですありがとうございます頑張ります😭😭❣️ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 把握しました！私この小説ほんと見ててなんか微笑ましくなってめっちゃ好きなので、今回頑張って絵描かせていただきます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 98face5f6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月25日 16時
