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「…まあ、あとはあいつに任されたんだ。」
アリババは嗚咽を漏らしながら泣く子供たちを見ながら言った。
『それからのことは、アリババはもうすることは決まってるはずだよ。
大丈夫、あなたなら出来るから。』
(そういえばあの時…なんかすげー悲しそうな笑い方だったな……)
「……考えがある。とにかくここを離れよう。」
アリババはそう言うと、オルバに話しかける。
「おまえがリーダーなんだろ？」
オルバは背を向けたまま振り返らなかった。
だがフラッとよろけたのでアリババが咄嗟に支えようとすると、バシッと手を振り払われて睨み返される。
「さわるな！！
俺たちはどこにも行かねぇ！！俺たちは「
そうでなければ…もう…俺達には…なんの意味もない……！！」
悔しそうに涙を流しながら言うオルバに、仲間たちも彼の名を呼びながら涙を流した。
「けど、もう「
「そうだ…起こったことは何も変えられない……」
ギッ！とオルバはアリババを睨む。
「でも、ここにいる他の海賊たちのこれからは、おまえにかかってる。」
「…………！？」
「お前が1番の兄貴なんだろ？他の奴らがこんなに心をかたむけてる……母親がいない今、お前がもう意味が無いなんて言ったら……
みんながそう思っちまう。なんでこんなふうに生まれたんだろうって……恨んで……
それを止めたいんだ……！」
(あいつなら、どんなことを言うかな？
多分、いや、絶対、みんなを納得させる、優しい言葉を言うに決まってる。
けど、俺にはそんなこと思いつかねぇ……！)
「そのためには、お前の力が必要なんだ……
頼む、力を貸してくれ……！！！」
アリババは涙を流しながら、地面に座り込み俯いた。
そんな彼を見て、仲間たちは驚き、オルバも涙を流した。
ピィイイ……
「…………」
アリババは、彼らが運命を恨むことを無事に止めたのである。
アラジンは微笑んだ。
＿
「いったん、王に一連の報告をしたいんじゃが……」
「うん、任せておくれよ。」
「……俺も頼む…シンドバッドさんに話がある……」
「あれっ？」
「どうしたアラジン？」
「うん……Aおねいさんと白龍お兄さんが帰ってきてないから……」
モルジアナも、不安そうに荷物を握った。
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氷空音(プロフ) - ナギさん» 読み進めていただけたら分かりますがヤンデレは治ります！あと、第139夜はこの作品では飛ばしているのですが、呼び方を間違えてしまったところはどこだったでしょうか？すみません！見つけるのが下手で…見つけ次第直させて頂きたいのですが💦 (2022年10月26日 15時) (
レス) id: a1f76e7cbb (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 第139夜ですが、紅玉は紅覇の義姉ではなく、歳が同じ義妹で紅玉と呼んでいますよ！ (2022年10月26日 7時) (レス) @page23 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 白龍くんのヤンデレは治りますか？まだアニメで放送されていないシンドバッドを倒すところではアラジン達と共に戦っているので治る気がします。 (2022年10月26日 7時) (レス) @page12 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
氷空音(プロフ) - サラさん» わーい！！！！！！とっても嬉しいですありがとうございます頑張ります😭😭❣️ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 把握しました！私この小説ほんと見ててなんか微笑ましくなってめっちゃ好きなので、今回頑張って絵描かせていただきます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 98face5f6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月25日 16時
