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「……うんっ！！」
Aは花のような笑顔を咲かせて、アラジンをぎゅっと抱きしめた。
バサッッ
2人はアラジンのターバンにのる。
「じゃあねーアリババくん！モルさん！また会おう！」
「またねー！！！！！！！」
2人はアリババとモルジアナに大きく手を振ると、大きな空へ消えていった。
「じゃ、俺も行くから。元気でなモルジアナ。」
「はい。」
アリババはスタスタと船に上がっていくが、「あっ、そうだった！！」とグルッと振り返った。
「おまえのその「眷属器」だけどよ！」
「？」
「俺の「アモン」の眷族器だから、俺が「金属器」を遠くに手放しちまわない限り力を使えるらしいんだ。」
「そうなんですか。」
「ああ、だから安心しろよな！」
「？」
「俺はずっと「金属器」を手放さないぜ！ホラ、いくらおまえが強くてもよ…危ねーときにいつでも力になれるようにしとくからよ！」
「……ありがとうございます。」
「あとさ、これやるよ。」
「？……！？こ、これは……！？」
「予備の「眷属器」だよ！おまえの腕輪がもし壊れた時、「眷属」を移し替えるために……「ずっと身につけてた金属」が他にも必要になるだろ？だからそれ、いつもつけとけよな！」
ザザァ…
ザザァ……
船で行ってしまったアリババを見送ると、モルジアナはもらったネックレスを首につけて微笑んだ。
ネックレスは反射してキラキラと眩く輝いていた。
＿
ビュウウ……
グゥ〜
「う〜ん…」
ターバンで空の旅をしているアラジンとAだが、アラジンのお腹の虫が鳴いた。
「お腹すいたな〜やっぱりずっと空を行くのはムリだ。」
「あ、そっか、魔法道具だもんねこれ。私が力分けてあげるよ。」
Aの提案にアラジンはフルフルと首を振った。
「それはダメだよ。お姉さんも大変でしょ？」
「え？なんでよ、絶対平気だって！」
不服そうなAに、アラジンはぎゅっと笛を握りながら首を振った。
Aはハッとする。
「あ、あの時のこと気にしてるの？あれは私の責任だし、なにもアラジンのせいなんかじゃ…」
「ううん！とにかくいーの！どっちみち疲れちゃうし、休めないし寝られないし…」
「他の行き方を探すってことぉ？」
今から探すのキツくな〜い？なんて頭を掻きながらターバンから下ろした足をバタバタさせるAの隣で、アラジンは「どうしようかなぁ…」と下を見下ろし、あるものを見つける。
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氷空音(プロフ) - ナギさん» 読み進めていただけたら分かりますがヤンデレは治ります！あと、第139夜はこの作品では飛ばしているのですが、呼び方を間違えてしまったところはどこだったでしょうか？すみません！見つけるのが下手で…見つけ次第直させて頂きたいのですが💦 (2022年10月26日 15時) (
レス) id: a1f76e7cbb (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 第139夜ですが、紅玉は紅覇の義姉ではなく、歳が同じ義妹で紅玉と呼んでいますよ！ (2022年10月26日 7時) (レス) @page23 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 白龍くんのヤンデレは治りますか？まだアニメで放送されていないシンドバッドを倒すところではアラジン達と共に戦っているので治る気がします。 (2022年10月26日 7時) (レス) @page12 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
氷空音(プロフ) - サラさん» わーい！！！！！！とっても嬉しいですありがとうございます頑張ります😭😭❣️ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 把握しました！私この小説ほんと見ててなんか微笑ましくなってめっちゃ好きなので、今回頑張って絵描かせていただきます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 98face5f6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月25日 16時
