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「でも…4人でのこんな夜もしばらくはおあずけだねぇ……」
Aは食事中に
(みんなを心配させるなんて良くないし、そもそも白龍が迎えに来たところでどうしたって感じだよね！大丈夫、私強いし、、
いや違うんだよな私は色々間違えちゃったからそれをどう償うかの問題であって……)
とモンモンと考え続けていたが、考えるのが面倒くさくなったので諦めることにした。
「僕とおねいさんは明日陸路でマグノシュタットへ、モルさんとアリババくんは2人でレーム帝国へ行くんでしょ？」
「はい。でも私達も船は別々なんです。
アリババさんの目指すレーム帝国「レマーノ」はレーム大陸の北西部に……
私の目指すカタルゴへは、レームの南部の属州を経由して行くんです。」
「そっか……みんなバラバラなんだね……」
「でもお前らは一緒なんだろー？いいな、羨ましいぜ。」
そうお肉を食べながら笑うアリババをみて、Aは眉を下げて微笑んだ。
「でもま、すぐ会えるさ！俺は長くても1年そこらで戻るつもりだしな。」
「私も…故郷を見たら、すぐにシンドリアへ戻ります。」
「私は……もう少しかかるかも。知りたいことが沢山あるし……」
お茶を見ながら言うAにアラジンもコクコクと頷くと、アリババがそんな長くいるなよ、そのまま帰ってこないなんてなしだからなと焦りながら言えば、2人とも見つめあって、そして彼を見て微笑んだ。
「大丈夫さ！僕らの運命はつながっている。」
「必ずまた、会えるよ。」
「約束しようぜ。」
「うん！」
「はい…」
「ん！」
「僕たち、絶対また元気で会おうね！」
4人はコツンと拳を合わせて約束した。
その後店の中では歌を歌ったり楽器を引いたりしてくれる方々が現れて、その音楽を耳に楽しく食事をした。
モルジアナのリスのように膨らんだ頬にアリババとAはスープを吹き出して腹を抱えて笑ったり、アラジンの歌人の真似に和んで、けどやっぱ我慢できなくて涙するほど笑ったり。
アリババに手を取られたAは、モルジアナの手もとって、アラジンも含め4人で楽しく踊って騒いだ。
こうして最後の夜は更けていった……
「さて、帰って寝ようか。」
「うん。」
このまま夜もおそいし帰るつもりだったのだが、なにやらアリババが何かを見つけてソワソワとしだした。
「なァアラジン。もうちょっとだけ寄り道していかねーか？」
「え？いいけど…」
「構いませんけど……」
Aは察した。
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氷空音(プロフ) - ナギさん» 読み進めていただけたら分かりますがヤンデレは治ります！あと、第139夜はこの作品では飛ばしているのですが、呼び方を間違えてしまったところはどこだったでしょうか？すみません！見つけるのが下手で…見つけ次第直させて頂きたいのですが💦 (2022年10月26日 15時) (
レス) id: a1f76e7cbb (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 第139夜ですが、紅玉は紅覇の義姉ではなく、歳が同じ義妹で紅玉と呼んでいますよ！ (2022年10月26日 7時) (レス) @page23 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
ナギ(プロフ) - 白龍くんのヤンデレは治りますか？まだアニメで放送されていないシンドバッドを倒すところではアラジン達と共に戦っているので治る気がします。 (2022年10月26日 7時) (レス) @page12 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
氷空音(プロフ) - サラさん» わーい！！！！！！とっても嬉しいですありがとうございます頑張ります😭😭❣️ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 把握しました！私この小説ほんと見ててなんか微笑ましくなってめっちゃ好きなので、今回頑張って絵描かせていただきます！これからも頑張ってください！応援してます！ (2022年3月27日 18時) (レス) id: 98face5f6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月25日 16時
