第126夜 海賊砦 ページ23
「く…こいつらぁ…！あの時の！」
「あ、君たしか…あれよね…あの…あ、そう！オルバ？クン！街の子供たち返してくんない？」
Aはオルバに気がつくと指をさしてそう可愛らしく頼んだが、オルバはただ彼女を睨んだ。
「お前あの氷使い…！だめだね。あいつらももう「
「…！？」
「ブロル！！」
ガチャッ
「ムダだ！その武器はきかないぜ！」
「フ…それはどうかな？」
ドンッッ
「！？」
打ち出された水の弾は以前のものと比べ物にならないほど大きなものだった。
アリババとAは間一髪でそれを避ける。
「な…なんだと！？」
「わかってねーな、この砦に入ったら…おまえらもう俺たちに絶対勝てねーんだよ！」
「え？ウソだ」
キョトンとしながら言うA。
オルバに目をつけられるのも仕方がない…
ガシャガシャ
ズガーン！ズガン！
砦の壁には穴のようなものが沢山空いており、そこから海賊の子供たちは銃をうっていた。
「あれあれ〜っ？この武器はきかないんじゃなかったのぉ！？」
「どういうことだ。船での時とは球の大きさが全然違うぞ。」
「あっ、あれ！！」
アラジンが指さしたところには謎の道具が。
「「魔交虫」、魔法道具を連結させて威力を上げる魔法道具だよ。」
「そんなことも知らないのォ！？東のヤツらつわておっくれてるぅ！」
「そんなのあんのかよ」
ジャコ
ジャコジャコ
銃口が全て彼らにむく。
「バッイバ〜〜イ！！」
「！！くそ！！」
「先手必勝！！」
ゴァアアアッ！
ガシャアアアアン！
「ギャアッ！！？」
「何っ！？」
銃を向けていた子供たちに直撃したのは炎の球と、氷の珠だった。
「「
不敵な笑みを浮かべながら杖を向けるアラジンと、
「「
素手で人差し指を向けながらにぃっと笑うAによる攻撃だった。
ドン
ズガガガガ
ガッシャアアアン
「ぎゃっ！」
「うわぁーっ！」
砦が壊されていく。
炎の球は痛いし熱いし、氷の弾は物理的な重さがあるので(ボーリングのたまくらい)大分痛いし頭に当たると致命傷となるし、砦を壊す威力となる。
＿…＿…＿…
以前の「氷結の弾丸」はアイシス・ラサースだったのですが「氷」は共通で「サルグ」やないかーい、と気がついたので変えましたすみません。
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氷空音(プロフ) - ももさん» わー！ありがとうございます✨頑張りますー🔥🔥 (2022年3月20日 18時) (
レス) id: 5e2c75e263 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - 続編おめでとうございます🎉夢主ちゃんの愛され具合がとても好きです💓無理せず頑張ってください！応援してます！！ (2022年3月20日 17時) (レス) id: 540177c56f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷空音 | 作成日時：2022年3月20日 15時
