洸人side 看病とはいえ ページ33
A『本当に来てくれた』
と言って力なく笑う
『ふふっ 来ちゃったわ笑』
Aがフラッと後ろに倒れそうになって
俺は咄嗟にAの腕を引っ張った
A『わ、ごめん』
『とりあえず横にならないとね。お邪魔していい？』
A『うん、ありがと。入って』
ゴホゴホと咳をしながらフラフラした足取りのA
ほんっと、危なっかしい
俺はAの肩に手を回して支えながら部屋に入った
広々とした風通しの良さそうなリビング
白を基調としたカジュアルな部屋はAらしい
看病しに来たとは言え、、、。
家入んのも
こんな近いのも
どっちも緊張するわ、、
内心バクバクしてるのを隠すように咳払いをした
すると突然、
Aが俺にぎゅっとしがみついた
『お..っと、A？』
Aの顔を覗くと
苦しそうな表情で俺にもたれかかっていた
今にも倒れそうなAをお姫様抱っこで持ち抱える
『A寝室どこ〜』 部屋中をキョロキョロ見渡す
A『ゴホッ、、あっち』
Aが指さした奥の部屋の扉が開きっぱなしになっていて
ベットが見えた
一目散に向かい、とりあえずAをベットに寝かせた
Aのおでこを触る
『熱っ』
体温計で測ると、38.8度と表示された
これはしんどいはずだわ
3日間一人で耐えてた事を考えると胸が苦しくなった
『冷えピタ買ってきたから、とりあえず貼るよ』
A『、、ん、ありがと』
....
あ。
荷物、リビングに置きっぱか
冷えピタも鞄の中じゃん
思い出してリビングの方に向かおうとした時
.
Aが俺の腕をぎゅっと掴んだ
.
驚いて
振り返ってAを見ると
うるうるした瞳で
A『、、どこ、行っちゃうの、？』
と言い
腕を掴む力を少し強める
ーーードキｯ
顔が一気に赤くなるのがわかった
『どこにも行かないよ
A熱今凄い出てるから、冷えピタ交換しよ？
リビングにあるから持ってくるだけ』
優しく言うと安心したAはニコッと微笑んだ
優しくAの頭を撫でて
腕を掴んでる手を離し荷物を取りに寝室から出た
ふぅ〜〜と一度深呼吸をした
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s.a.o(プロフ) - さなえさん» 初めまして！コメントありがとうございます⭐︎生きがいだなんて、、泣 そう言ってくださる事が私の生きがいです。本当にありがとうございます！最後まで愛情を込めて書きます。引き続きお楽しみ頂けますと幸いです(^^) (11月12日 20時) (
レス) id: 2c0d1a5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
さなえ(プロフ) - このお話が今の生きがいと言っても過言ではないくらい毎日更新を楽しみに頑張ってます！西くんがはやく素直になって結ばれますように、、>_< (11月12日 20時) (レス) id: 169711a3ea (このIDを非表示/違反報告)
s.a.o(プロフ) - hana20150825さん» まずは、初コメント頂きありがとうございます☺️！！続きを気になって頂けるのは私としては大変ありがたいお言葉です。引き続きお楽しみ頂ければ嬉しいです☺️ (11月9日 1時) (レス) id: 2c0d1a5fa3 (このIDを非表示/違反報告)
hana20150825(プロフ) - 続きが気になる〜！！ (11月7日 22時) (レス) @page46 id: 88d47a5b6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s.a.o | 作成日時：2023年10月12日 20時
