24話 ページ24
｢じゃーな!流星!｣
転校生が晃司と喧嘩?があった今日の放課後｡
俺はバイトが休みなので､早く家に帰りたいといそいそとリュックをかづいていた｡
｢あ､A｡今日バイト休みか?｣
｢うん､久しぶりの休みなんだ!｣
俺が笑顔で流星に告げると､流星は｢そうか!｣と口角を上げた｡
｢今日オボキで肉食わねーか?｣
オボキかぁ…肉はいいかな｡夏バテっぽいし｡
でも､流星と遊ぶのは久しぶりだしなぁ…
｢肉は食えねぇけど､久しぶりだし行く!何時くらい?｣
｢7時に集合な!待ってるぜ!｣
流星が笑顔で俺が教室に出る所を見送ってくれた｡
そんなに久しぶりに遊ぶのが楽しみなのか!
まぁ､俺も楽しみなんだけどな!
…そういえば､他に誰来るんだろ?
そんな疑問を胸に朝乗ってきた自転車に跨った｡
・
・
｢ただいま〜｣
家に帰ると､誰も居なかった｡
束ねられた緑色のカーテンとフローリングが夕日の赤い色に照らされている｡
俺は汗をかいていたのでサッとシャワーを浴びた｡
｢6時か…誰も帰ってきてないか｣
帰ってきていたら､背中に湿布を貼ってもらおうと思ったのに｡
自分で貼ったら変になる時あるからなぁ…
そう思いながら湿布を右手に起き､勢いに任せて､背中にぱぁんっと貼り付ける｡
…うん､変な所に貼ったな
｢まぁ､いいか…包帯巻かなきゃいけないんだっけ…どこだっけ｣
救急箱を開けて探すが､救急箱がでかいのに､中が整理整頓されていない為探すのも大変だ｡
白いロール状の物を探し当て､慣れない手つきで背中に巻く｡
｢…不器用最高｣
苦笑しながら､俺は黒いＶネックの長袖シャツを着る｡
暑いけど､跳ねた油が肌に付くと痛いもんなぁ…
あのパチッで飛んでくるやつ
すごく痛くない?
チラリと時計を見ると包帯を巻くのに時間がかかっていたのか､15分経っていた｡
ヤバイ､ここからオボキまでは15分くらいかかるのに!
慌てて鞄を持って靴を履き､家の鍵を閉め､家を出る｡
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葵(プロフ) - 無名の中二病患者さん» 日本語に翻訳されてます！読んで頂き、ありがとうございます！ (2017年4月23日 23時) (
レス) id: 9bba651314 (このIDを非表示/違反報告)
無名の中二病患者(プロフ) - 葵さん» 韓国漫画か...ハングルで無ければ読めるかも、いや、ハングルでも読む！ありがとうございます、読んでみますね！ (2017年4月23日 23時) (レス) id: ca1a42ce17 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 無名の中二病患者さん» 二次創作で､外見至上主義という韓国漫画のお話です。xoyという漫画アプリで読めます(^^) (2017年4月23日 22時) (レス) id: 9bba651314 (このIDを非表示/違反報告)
無名の中二病患者(プロフ) - 久し振りに集中して読めました。世界観がリアルで、同時に若々しさのある感じが好きです！ところで、この作品ってオリジナルですか、それとも二次創作ですか？ (2017年4月23日 22時) (レス) id: ca1a42ce17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月希 | 作成日時：2017年4月20日 0時
