教室 ページ5
海斗と別れ、俺はクラスへ入って行った。
自分の席に座り、荷物を整えた。
「はぁ･･･。」
学校に来るのはいつも早く、まだあまりクラスに人はいない。
俺のクラスはとくに朝来るのが遅い。
皆、部活やらなんやらの朝練が忙しいみたいだ。
俺？俺は陸上部。たまたま今日は朝練が無いだけ。
「･･････。」
俺はポケットからキーホルダーを取り出す。
それは、うさぎのキーホルダー。
･･･ウサハナだ。
俺は昔からサンリオキャラクターのウサハナが好きだ。男なのにちょっとなぁ。と思ったことはあるが、やっぱり可愛いくて手放せなかった。
疲れた時や、暇な時にウサハナを見ていると少しほっこりして癒される。
たまに本当に俺は男なのかと自分でも疑いたくなる。
「ピューロランド行きてーなぁ。((ﾎﾞｿｯ」
今度空いてる日あったら海斗と行こう。
海斗は幼馴染だから昔からオレがウサハナを好きという事と、サンリオが好きな事は知ってる。
たまにピューロランドへ一緒に行くことがある。
海斗はそこまででは無いが、サンリオキャラクターでいうと、タキシードサムが好きらしい。
康太「あ！いたいた！一ノ瀬君！」
「･･･！」
後ろを向くと、そこには長谷川がいた。
俺は眺めていたウサハナをしまい、長谷川の方を再び向いた。
「なにか用か？」
俺が尋ねると長谷川は言葉を詰まらせたように話し始めた。
康太「あっ、えーっと、あの、お昼って空いてたりする？！」
「？？！」
突然の質問に少し驚く。
「まぁ、空いてるけど。」
康太「本当に！？ちょっと話があるんだけど、いいかな？」
「？いいけど、」
康太「ありがとう！！」
長谷川は目をキラキラさせて席に戻って行った。
因みに、長谷川は俺の前の席だ。
･･･長谷川が戻ったという事は･･･。
俺は周りをチラチラと見た。すると、さっきはいなかったのに今になるとざわざわとクラスメイトがいっぱいいた。
キーンコーンカーンコーン
ホームルーム始まりの鐘が丁度鳴った。
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うさみ - 高杉哉兎さん» ありがとうございます！今、いろいろとバタバタしてしまい、更新が遅れてしまっていて申し訳ないです(T_T)更新頑張りますので、これからも楽しんで読んでくださると嬉しいです！ (2018年3月4日 0時) (
レス) id: 62d4009197 (このIDを非表示/違反報告)
高杉哉兎(プロフ) - とっても面白いです！！更新楽しみにしています！ (2018年2月27日 19時) (レス) id: 99d8ddd66b (このIDを非表示/違反報告)
晴嵐(プロフ) - はい！こうしんがんばってください！ぼくは、さいしょのころに、ファンになれたんですね！やったー！壁|*-ω-)ﾉ" さよなら♪ (2018年2月13日 21時) (レス) id: e645605c53 (このIDを非表示/違反報告)
うさみ - 晴嵐さん» 読んでいただきありがとうございます！しらべながらも読んでもらえて、とてもうれしいです！どんどんお話ふやしていくので、これからもよろしくおねがいします！ (2018年2月13日 20時) (レス) id: 62d4009197 (このIDを非表示/違反報告)
晴嵐(プロフ) - はじめてサンリオ男子のさくひんを、読みました！ねんれい的にあまりかんじがあまりつかえなくて、しらべながらよんでたんですが、すごくおもしろいさくひんありがとうございます！読みにくくてごめんなさい！こうしんがんばってください！おうえんしてます！ (2018年2月13日 18時) (レス) id: e645605c53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさみ | 作成日時：2018年2月2日 3時
