コンビニのお姉さん【宮侑】

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＿＿ はぁぁぁあぁ……さいっっっあくや……。




今日の部活、なんや手にボールが収まん感じやったし、


北さんに怒られてもたし、




サムにサーブ負けたし……、









侑「……はぁぁぁぁ……」






「……いらっしゃいませ。」





……Aさんはいつも通りだし、



まぁそこがええんやけどね。









「全部で3点になります。お箸は何膳お付けしますか。」







侑「………2膳で……」








「…390円になります。……ちょうどお預かりします。レシートのお返しです。」






侑「………うす、」









「…………………………あの、なんかありました？」







侑「〜っ、聞いてやAさぁぁんっ！！！」








「うわっ、ちょ、わかりましたから手離してください、」









﹊ ﹊






……Aさん、たまたまシフトの時間が早くて、もう上がれるらしいんやけど、







……これは……チャンスか…………！！？






でも下手に詮索したら嫌われてまうかも……、









「なに変な顔してんの。」







侑「おわっ、え…………私服、ええぇえ……」








「……なに、ふりっふり〜な私服でも期待したの？




ざぁんねん、ジャージでしたぁ。」









侑「いやジャージでもタイプ……、」←









「……いい眼科紹介しようか？



あ、一応言っとくけど。今私と君は店員と客じゃないからタメ口聞かせてもらうからね？



あと、君も敬語じゃなくていいから。」









侑「え……じゃあ、、」









淡々と喋る中、いつもとは違う距離感にドギマギしてまう。



せやけど、Aさんの鉄仮面ぶりはいつも通りや。









「……で、聞いて欲しいことって、なに？」









……あれ、俺なに聞こうとしてたんやっけ……、

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