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16. ページ17

「ここからが戦争、みんな気を引きしめるようにね」





せ、戦争ってどういう……、





さっきよりも大きな笑い声やら走ってくる音。









「こんちは!Aちゃん来たってほんと!?」



「あ!Aちゃんだ!」



「え、このお兄ちゃんたちだれ?」



「今日はいっぱいこづかいもらったんだよ!」







ひーふーみー……ひえぇぇ……多すぎん????









「……よーし、みんな久しぶり。元気にしてた?


私だけじゃあ大変だから、このお兄ちゃんたちが手伝いに来てくれたんだよ。」







侑「よ、よろしゅう……」








「すげぇ!金髪だ!」



「このお兄ちゃんたちでっかいね!」



「あとで一緒に遊ぼーよ!」



「これ欲しかったやつ!」









「……ね?戦争でしょ?」




小さく耳打ちしてきたので、こくりと頷いてもた。









「あ、これ新しいやつだ!」




「え、どれ!?」



「おい押すなよ!」



「ちょっと今服引っ張ったのだれぇ!?」









「……はいはい喧嘩しなぁい。



ほら、お手伝いさんたちも頑張って。」





頼むと手を合わされたんで、3人で顔を見合わせた。







侑「ど、どないしよ。」




治「バレー教えたら大人しくなるんちゃう?」




角「なんでもバレーで解決すると思わないで。」






「「「うーーん……」」」









「あ、あのっ、お兄ちゃん、…、」





小さい女の子が、怯えながら話しかけてきた。






……やっぱ背ェでかいし、こわいんかな。






侑「……どないしたん?兄ちゃんたちなんでも聞いたるで!」





腰を落として目線を合わせて笑うと、女の子も少し笑てくれた。






「あのね、あそこの駄菓子欲しいんだけど、とれなくて、」






治「おー、これか。はいどーぞ。」





サムも腰落として女の子にお菓子を渡した。






角「他に欲しいのある?取ってあげるよ。」






角名もつられるように腰を落とした。







「ふはっ、よかったねみっちゃん。



なんだかお姫様みたい。」






……たしかにもうひざまずいてるようなもんやしな、




せやけど、今のでどんな風に接せらええのか掴んできた気ぃする。






ようは、ちょこっっと気ぃ使いながらテンションMAXでいけばええねん。←









侑「よっしゃガキども!まけんグミで勝負や!」








「「「「やるー!!!」」」」









Aさんのためにも、俺はやったるで……!

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ひよ(プロフ) - 最後泣きましだ、、、!この作品に出会えて良かったです!!!!!! (10月19日 16時) (レス) @page31 id: 477ea6ec3d (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - みかんさん» コメントありがとうございます!こちらこそ最後まで読んでいただけて本当に嬉しいです……!!これからも色々な小説に挑戦していこうと思っていますので、どうぞよろしくお願いします! (2020年12月11日 23時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - ヤバい、泣きそうですw素敵なお話ありがとうございました (2020年10月23日 21時) (レス) id: 6f68a4d609 (このIDを非表示/違反報告)
しの子(プロフ) - マロンさん» コメントありがとうございます!もうめっっちゃ嬉しいです、こちらこそ読んでくださりありがとうございます!ご愛読ありがとうございました!! (2020年5月22日 14時) (レス) id: af5276c9b3 (このIDを非表示/違反報告)
マロン - うわぁああ!最後でめっちゃ泣きました!初めて小説読んで泣きました!とてもすばらしい作品をありがとうございます!友達にもオススメします! (2020年5月22日 14時) (レス) id: 30d3100420 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しの子 | 作成日時:2020年5月7日 22時

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