第１８話 ページ18
「A〜！良かった！目ｪ覚めたんだな！」
ガチャッという扉が開く音と共に小さな彼は私が寝ているベッドまで小走りで来ては安易の溜め息と嬉しそうな声を聞かせてくれた
「チョッパーさん！すみません御迷惑おかけして」
「迷惑なんかじゃねぇ！目が覚めて良かったよ！」
優しい言葉この人達は海賊とは思えない位優しい…この優しい空間に､ずっと浸っていたいと思ってしまう程
「チョッパーさん､ありがとうございます」
また少し感傷的になり始めそうだった私を現実へと引き戻してくれた声の主はサンジさんで
「おいコラ､チョッパー…何テメェだけAちゃんと楽しそうに話してるんだぁあ？！」
「ぎゃあああ！サンジ！！」
「三枚にオロしてやr」
「うるっさい！」
ゴンッ！と痛いであろう人を殴った音が部屋に鳴り響き殴られた人は
「い"っ…！；ナミすわぁん！；」
サンジさんだった｡サンジさんの怒りは治まったが代わりに殴られた頭には たんこぶが出来ていて大きく腫れ上がっていて見ていて痛々しい
「だ…大丈夫ですか､サンジさん；」
「Aちゃん！俺は大丈夫さ！」
「でも腫れて…」
「大丈夫だよ､俺より自分の心配してくれ」
そう言って私の頭を撫でてくれた｡
吃驚してしまったけれど"撫でられる"というのは悪い気なんて全然しなくて寧ろ心地が良いものだから嬉しくて少し顔が緩んでしまった
「…！」
「ワァ､A猫みたいだな！」
「ｩ…ｳｵｵｵｵｵ！；すまねェAちゃん！俺ｧ､また！；」
サンジさんが､いきなり叫んだかと思えばいきなり謝ってきて顔を赤くして大量の汗を掻いている
もしかして具合が良くない？
「サンジさん具合が良くないんですか？」
「…え？」
「お顔が赤く汗を大量に掻いていらっしゃったので一度チョッパーさんに熱を計って頂いた方が宜しいかと！；」
「いや､大丈夫だよ！；」
「でも､本当に汗とか凄いぞ？サンジ熱計った方がいいんじゃねｪか？」
私とチョッパーさんが､サンジさんを心配していたら
「はーい一旦ストップ！Aもチョッパーも､サンジくんなら具合も何も悪くないから､ほっといてやりなさい！」
ナミさんが痺れを切らしたのか私とチョッパーさんにストップを掛けた
ﾁﾗﾘとサンジさんを見ると困った様に笑っていてた
「とにかくサンジくんより…Aの怪我を診なきゃ駄目なんじゃなかったの？チョッパー」
「Σあ！！…お…おれ…医者として失格だぁ〜；」
「そういうのいいから…さっさと診んかい！」
ゴンッ！
本日､二度目となる痛そうな音が部屋に響いた
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RiNa@ - もうふさん» もうふ様､初めまして！楽しんで頂けてる様で此方も嬉しい限りです！見入って頂けただなんて嬉しいです､ありがとうございます！この様な感想コメントを頂ける事が小説を書く励みとなります､これからも精一杯更新頑張らせて頂きますので宜しくお願い致します｡ (2018年1月28日 3時) (
レス) id: 74fa57d3cb (このIDを非表示/違反報告)
もうふ - すっごく面白いです！むちゃくちゃ見入ってしまいました。更新大変だとは思いますが、頑張ってください！楽しみにしています (2018年1月26日 1時) (レス) id: 63e7b8df2e (このIDを非表示/違反報告)
RiNa@ - みかん様､初めまして！楽しんで頂けている様で此方も嬉しい限りです！ありがとうございます！更新頑張らせて頂きますので宜しくお願い致します｡ (2018年1月20日 17時) (レス) id: 74fa57d3cb (このIDを非表示/違反報告)
みかん(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！更新楽しみにしてます(^^) (2018年1月18日 16時) (レス) id: a2ebb5afd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：RiNa@ | 作成日時：2017年12月5日 17時
