Battle_8 ページ8
かっこいい実弥ちゃん不在
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「天才」
いやちょっと待って、つまりどうすればいいんだろう。
本当のあんを全身に塗りたくる?
全身小豆色の何かで包む。
普通に考えて後者しかしたくない。
「私も作るの手伝うわ!!」
「うん。ありがとう??」
こうして、おはぎ計画が始まった。
どうあの見た目を作るか。
熊の毛皮?いや、あれは流石に硬すぎるよね。
あのもこもこしたような、小豆色。
「羊!!!!」
「いいわね!染色すれば完璧よ!」
そうして、馬鹿みたいな時間を掛けて出来上がったおはぎ(私)。
少し残ったので頭にも被れるよ。
「これで不死川さんもメロメロよ!」
「うん!ん?」
あれ目的なんだったけ。まあいっか。
***
そこに柱の男子21歳組、伊黒小芭内、不死川実弥、冨岡義勇が姿を現した。
こちらも任務後で、何の因果か喧嘩ばかりする3人で任務だった。
最悪の雰囲気を撒き散らす21歳組は腹を満たそうと、甘味処の向かいの蕎麦屋で腹を満たしていた。
「おい伊黒ォ…、あれアイツらだよなァ」
「甘露寺と四十四院か」
明らかによく分からん格好しているが、確かに不死川と伊黒の視線の先にいるのは四十四院Aであり、甘露寺蜜璃そのひとである。
「なんなんだあの格好、甘露寺は何をしていても可愛いが、お前のあの女どうした狂ったか」
「うるせェ、甘露寺もしてることは同じだろうがァ…
今女はあんなんが流行ってるのかァ?」
「馬鹿か。それこそ狂ってるぞ」
不死川と伊黒がコントのような会話をしている中、冨岡は四十四院Aと甘露寺蜜璃の姿を見つめた。
「不死川、おはぎだ」
「あァ?」
不死川はまた冨岡はおはぎを懐から渡したりしたら殴り掛かるところだったのだが、冨岡は四十四院Aと甘露寺蜜璃を指差してそう言った。
「可愛ェじゃねぇか」(八徹明け)
別に特別可愛いとかではなく、結局のところ恋は盲目というもので、恐らく不死川はAが何を着ても愛らしく思えてくるのだ。
「何処がだ。甘露寺より可愛い者はいない。
大体、あれが小さい」(五徹明け)
「テメェ伊黒…んなもんAだってあるぞォ」(八徹明け)
「まさか見たのか、不死川」(五徹明け)
「ある……わけねェだろ、表出ろやゴルァ」(八徹明け)
徹夜続きで男二人は全く頭が回ってない。特に不死川はなかなかの口の滑り具合だ。
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一橋(プロフ) - はい!(´∀`*) (2021年1月3日 1時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
サワ - お気になさらず!ゲーム、楽しいですもんね(笑)仕方ないです!!これからも応援しています!頑張られてください! (2020年12月21日 16時) (レス) id: 6562c3d1b8 (このIDを非表示/違反報告)
一橋(プロフ) - サワさん» 大変お待たせしました… (2020年12月21日 6時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
サワ - 待ってましたぁぁぁぁぁぁ!!!これからの展開もドキドキです!頑張ってください! (2020年12月12日 22時) (レス) id: 6562c3d1b8 (このIDを非表示/違反報告)
一橋(プロフ) - :-)さん» 嬉しい!!ありがとうございます!頑張ります〜!! (2020年12月12日 18時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一橋(愛之助) x他1人 | 作成日時:2020年11月24日 19時