Battle_7 ページ7
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お地蔵さんていうのはそこで人が死んだりするとその人を弔うためにたてられる。
その場所を守るために。
つまり、結界がある。
それを勝手にあのお坊さんが使ったから、いくつものお地蔵さんたちの結界が重なり武器を持ってる私は無力化させられた。
「意識なくなる前にあのお地蔵さん斬らないと死ぬなぁ…」
足が全然動かない。
駄目、動かさないと、嗚呼この鬼十二鬼月じゃないけど相当面倒臭いし頭いいな。
とにかく、一体壊した。
なんだか、いけないことをしてる気がする、だってお地蔵さんって守ってくれるものだから。
でも、力は戻り始めていた。
全て壊すと、元いた一本道に戻っていた。
「嗚呼…私の極楽浄土を拒むのですか」
「まだ死にたくないもの」
お坊さんは数珠をじゃりじゃりと、鳴らしながら私の目を見る。
「では貴方は地獄行きです」
「それはいや、ごめんなさい星の呼吸
壱の型・無窮三段」
***
「はぁ〜疲れた〜。甘味食べに行こ〜っと」
鬼は無事退治した。
戦闘に関しては一切何も出来ないようだった。
結構怖かったなぁ。
「Aちゃ〜ん!!!」
「えっ!!ちゃん蜜、すごい揺れてる!!!」
どこを見てるんだって?女でもあれは見ちゃうよ。
すっごく大きもん。何がとは言わないけど。
ちゃん蜜といいタイミングで合流出来た。
ちゃん蜜によると、自分の任務も済んだから近くに居ると分かった私の元に駆け付けてくれたらしい。
「ちゃん蜜、甘味でも食べながら相談したいことあるの」
「なになに!いいわよ!早く行きましょAちゃん!」
そう言って、私の腕にちゃん蜜の腕が絡められる。
胸が当たってるよ。
私も胸で胸を押し返したいな!!!?
任務後に馬鹿早く走らされた。
そんなにちゃん蜜、お腹減ってたんだな。
「それでそれで!どうしたの?不死川さんのお話?」
「流石鋭いですね、恋柱というだけあります尊敬しますよ姉貴」
「ふふっそうでしょう?ありがとう!」
机のそこかしこに置かれたお団子や餡蜜、ぜんざい、和菓子、アイスクリンを頬張りながらちゃん蜜はエッヘン、と聞こえてきそうな程のドヤ顔を向けてくる。
ちゃん蜜、可愛いなあやっぱり。
「私、実弥ちゃんの大好物おはぎに勝ちたいの!!
どうすればいいと思う?」
「う〜ん…そうねぇ…」
もぐもぐとお団子を全て食べ終わると、何かを思いついたようにあっ、と声を発した。
「きっとおはぎになってみればわかるわよ!」
「天才」
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一橋(プロフ) - はい!(´∀`*) (2021年1月3日 1時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
サワ - お気になさらず!ゲーム、楽しいですもんね(笑)仕方ないです!!これからも応援しています!頑張られてください! (2020年12月21日 16時) (レス) id: 6562c3d1b8 (このIDを非表示/違反報告)
一橋(プロフ) - サワさん» 大変お待たせしました… (2020年12月21日 6時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
サワ - 待ってましたぁぁぁぁぁぁ!!!これからの展開もドキドキです!頑張ってください! (2020年12月12日 22時) (レス) id: 6562c3d1b8 (このIDを非表示/違反報告)
一橋(プロフ) - :-)さん» 嬉しい!!ありがとうございます!頑張ります〜!! (2020年12月12日 18時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一橋(愛之助) x他1人 | 作成日時:2020年11月24日 19時