Battle_30 ページ30
とてもとてもお久しぶりですね、スランプなので馬鹿ほど思い付かない…申し訳ない
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私は不細工な泣き面を晒しながら、ついさっきのことの詳細を話す。
そして、私の言い分も聞いてもらった。
「そのかくかくしかじかのすけで…」
「はぁい、はいはい。そういう事でしたか〜ふふふ」
ちゃんしのは、初めはにこにこといつもの笑顔で聞いていたんだけど、途中からギギギ、て多分歯ぎしりが聞こえてきたし笑顔も引きつって、血管も浮き出ている。
「Aさんは何も悪くないので謝る必要はありません。
ええ。全て、不死川さんが、悪いので」
「そ、そっかぁ…」
めそめそとしてる私の背中を撫でながらちゃんしのは慰めてくれた。
「本当にお馬鹿さんですね。不死川さんは。
なんにしても今はゆっくり休んでください」
「うん、ありがとう。ちゃんしの…」
何だか疲れて、眠気に襲われる。
私は泣き疲れた子供のように寝入ってしまっただろう。
目が覚めたら夢であればいい、と願って眠りについた。
***
「お邪魔しますっと…」
ある隠が風柱邸に掃除などに訪れた。
柱がいる場合は、健康状態も調査される。
隠は明かりも何もついていない邸宅を見て、留守なのだろうと見て、掃除に入った。
隠は居間に入り、掃除をするにも暗すぎるので、灯りを付けると、隅に壁にもたれかかっている柱が明るくなった居間に現れ、隠はビクリと驚いて思わず声を掛けた。
「かっ風柱様!?大丈夫ですかっ!?」
「気にするなァ、どうてことはねェ…」
んなわけないだろう、と隠は思ったがしつこいとキレられるので、掃除をせっせと済ませて健康状態の確認をする。
「今何か体調不良ありますか」
「ねェ」
「先月睡眠は」
10回程度、と返してその後も確認は続き最後に隠は言う。
「風柱様、好物なので言いずらいですが、おはぎは食べすぎないでくださいね。
糖分の摂りすぎで稀血にも影響があるかもしれないんですからね!!
それで先月何百個食べたんですか」
これに関しては語気を強くして言う隠。
毎度毎度、とんでもない数のおはぎを食べる不死川は隠にも胡蝶しのぶにも耳にタコができるほど厳しく言われているが本人は直す気はない。
「…30個」
「300?!?!多過ぎで」
「聞けやァ、30個だっつってんだろォがァ」
チッ、と舌打ちをして不死川は顔を逸らす。
隠は呆然としていた。天と地が仲良くおはぎを作ってもありえないことが起こったからだ。
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区切れ悪
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一橋(プロフ) - はい!(´∀`*) (2021年1月3日 1時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
サワ - お気になさらず!ゲーム、楽しいですもんね(笑)仕方ないです!!これからも応援しています!頑張られてください! (2020年12月21日 16時) (レス) id: 6562c3d1b8 (このIDを非表示/違反報告)
一橋(プロフ) - サワさん» 大変お待たせしました… (2020年12月21日 6時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
サワ - 待ってましたぁぁぁぁぁぁ!!!これからの展開もドキドキです!頑張ってください! (2020年12月12日 22時) (レス) id: 6562c3d1b8 (このIDを非表示/違反報告)
一橋(プロフ) - :-)さん» 嬉しい!!ありがとうございます!頑張ります〜!! (2020年12月12日 18時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:一橋(愛之助) x他1人 | 作成日時:2020年11月24日 19時