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空腹 ページ29
佐久間side
宮舘「どうにもこうにも手掛かりないからね」
「はぁ、、、」
俺は溜め息と共にキュルルと、お腹が鳴る
宮舘「何か作るよ。キッチン借りるよ」
「、、、うん」
こんな時でも腹減る自分が憎たらしい
宮舘「あ、Aさんの料理置いてあるんだけど」
「マジ？！食べる〜」
最後までAちゃんは俺の事、気にかけてくれてたんだと知ると胸が熱くなる
それにしても本当に、このまま会えないでいるのかな
毎日一緒にいたけどAちゃんの料理を食べて寂しさと涙が込み上げてくる
宮舘「もう泣くか食べるか、どっちかにしろよな」
そう言いながらもティッシュを小さく千切って俺に渡してきた涼太は優しい
Aちゃん、会いたいよ
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作者名：淋音ё | 作成日時：2021年6月6日 18時
