第175話 医務室 ページ9
ハンナキー「ち…誓います、危害を加えないことを…。違反はしません。」
…違反？
違反ってなんだ。お前らルールとかあんの？
ケイジ「…へぇ。」
ギン「信用できないワン！人体改造されて怪人にされたらムカつくニャン！」
ケイジ「かっこいいじゃん、それ。」
ギン「自分がなればいいニャン！」
ハンナキー「無理にとは言いませんが…絶対に治療した方がいいですぅ…」
いやぁ、雑用とは言え敵だからな。この人。
ケイジさんの言う通りそう簡単には信じられない。
かと言って怪我をほったらかすのも気が引ける。痛いし。
んー…違反はしないって言ってたけど、どうなんだか…。
サラ「…ここは、ハンナキーを信じてみましょう。」
マジすか。
ギン「サラ姉ちゃん！本気ニャン！？」
サラ「あぁ。悪さをするようなら、私とケイジさんが盾になってやるさ。」
ケイジ「それいいね」
ハンナキー「えへへぇ、ありがとうございますぅ…」
…私も尾行して、アイツが何か悪さしたらドロップキックしよ。
ハンナキー「ではこちらです。付いて来てください。」
【医務室】
ハンナキー「こちらが医務室です。」
ギン「ここ何だニャン！？外に繋がってるワン！？」
七瀬「………」
現在通路の陰に隠れてドロップキックをかます準備ができたところです。
医務室には奥と手前にテーブルが2つ、手前のテーブルの前にソファがある。
ソファ側のテーブルの上には何やら医療器具らしき物が乗っている。
…デスゲーム始まってから視力1.8って便利だなってつくづく思うわ。
で、壁は一面窓。
窓の外にはヤシの木や砂浜、奥には海まで見える。
ギンが驚くのも無理はない。
ハンナキー「あぁ…いえ、外に見えるのは全て、戸棚のガラスに映っている映像ですよ。」
ギン「映像…？」
あれ映像なのか。残念。
ハンナキー「はい！今回は南国風の映像で癒しを演出してます！いかがですか？」
ケイジ「へぇ…確かに気分がいいね。
空調もちょうど良い状態でキープしてる感じか。」
私中に入ってないからわからん。
ハンナキー「えへへ、よくお気づきで…。
実はこの部屋は私の管轄でして…研究室としても…」
ケイジ「えっと…ギンを治療しても良いかな。」
ハンナキー「あ…はい…手当の道具はこっちに…」
ハンナキー…ちょっと楽しそうに喋ってたのにしょぼくれたな…。
悪さはしなさそうだけど…さっき出て来たワード、“研究室”は気になるかな。
一体何を研究してるのか…。
内容によってはドロップキック案件だ。
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Valeria - 如月 霞梛さん» マジ( ^ω^ ) (2021年11月9日 16時) (
レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
如月 霞梛(プロフ) - マジで学校で髪切ったの？(*ﾟ0ﾟ*)ｽｯｺﾞｯｲ！ (2021年11月9日 16時) (レス) @page45 id: dc74666ec7 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - YONESAN7777 =)さん» ありがとうございます！最近は執筆がとにかく楽しくてめちゃくちゃ書いてるんで、楽しみにしててください！(´∀｀) (2021年11月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
YONESAN7777 =)(プロフ) - いつも更新を楽しみにしております。無理せず頑張ってください！ (2021年11月2日 22時) (レス) @page37 id: 16816748ce (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - せなっちさん» ありがとうございます！お大事に…╰(*´︶`*)╯ (2021年10月27日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Valeria | 作成日時：2021年10月3日 2時
