第211話 怪しい匂い(ケイジside) ページ48
七瀬がかちゃかちゃといじっていると、(苦戦しているようだったが)かちゃん、と鍵穴が回った。
七瀬「あ、マジか…開いちゃった。」
開いちゃったって…。
ナオ「あの、皆さん何してるんですか…？」
ケイジ「んー？七瀬ちゃんが怪しい匂いを嗅ぎつけてねー。調査中さ。」
ナオ「怪しい匂い…？」
通りすがりのナオちゃんも中庭に出て、オレ達が集まっている中央を覗き込む。
七瀬「…開けてみます？」
ケイジ「うーん…サラちゃんに相談してからにしようか。」
七瀬「じゃあ開けましょう。」
ケイジ「……は？」
七瀬は蓋の突起部分を引っ張って、地下通路に繋がっている…と思っていた空間を覗き込んだ。
…いやいやいや、何してんの？
じゃあ開けましょうって何？
七瀬(チッ…地下通路じゃねーし…何してんだよハンナキーはよ来い。)
ケイジ「…あのさ、七瀬ちゃん。サラちゃんに相談してからって言う話じゃなかった？」
七瀬「…サラさんは働き過ぎなんですよ。
こんな夜中に起こすのも悪いで」
ハンナキー「あうぅ、何してるんですかぁ！？」
七瀬の話を遮って、甲高い声が中庭に響いた。
…ハンナキーか。
七瀬「…タイミング最悪なんだけど。」
ハンナキー「うぅ、すみません…。
そ、それより、就寝時間過ぎてるんですけど…何してるんですか…？」
七瀬「怪しかったから緊急調査」
ハンナキー「明日のために寝たらいいのに…」
ケイジ「鍵を開けた以上は野放しにできないからねー。鍵壊れたっぽいし。」
ハンナキー「………はい？」
七瀬「ごめん。ピッキングチャレンジしたら壊した。」
ハンナキー「…あ…はぁ…そうですか。」
…ピッキングチャレンジって何？
ハンナキー「…中はもう見ましたか…？」
七瀬「見たよー。後戻りはできないさ♪
…で？
これ何？」
ハンナキー「……………。
…分かりました。その中に全員、集合させてください。
…見てしまった以上は…首輪が…発動してしまいますので…」
イメ画の関係で次のヤツ行きます！
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Valeria - 如月 霞梛さん» マジ( ^ω^ ) (2021年11月9日 16時) (
レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
如月 霞梛(プロフ) - マジで学校で髪切ったの？(*ﾟ0ﾟ*)ｽｯｺﾞｯｲ！ (2021年11月9日 16時) (レス) @page45 id: dc74666ec7 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - YONESAN7777 =)さん» ありがとうございます！最近は執筆がとにかく楽しくてめちゃくちゃ書いてるんで、楽しみにしててください！(´∀｀) (2021年11月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
YONESAN7777 =)(プロフ) - いつも更新を楽しみにしております。無理せず頑張ってください！ (2021年11月2日 22時) (レス) @page37 id: 16816748ce (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - せなっちさん» ありがとうございます！お大事に…╰(*´︶`*)╯ (2021年10月27日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Valeria | 作成日時：2021年10月3日 2時
