第202話 ニャーちゃんクッション ページ39
ギン「パーカー女…？」
七瀬「…ギン、もうそろそろ寝な。明日もあるんだし。」
ギン「でも…、
……………。
わかったワン！今日だけこのニャーちゃんクッションを貸してやるニャン！」
七瀬「…え、いいの？」
ギン「ニャーちゃんと一緒に寝れば、悪い夢も見ないワン！
じゃあボク寝るワン、おやすみニャン！」
唐突に嬉々として出て行ったギンを見送って、ベッドの上に放棄されたニャーちゃんクッションを見つめる。
……………。
…やっとこのモチモチを堪能できる時が来たか。
(๑＞◡＜๑)ｷｬｰ!
見た目がモチモチしてるこのニャーちゃんクッション、見た目通りのモチモチだ。
きもちー♪
モチモチモチモチしながら、ギンに見られてないうちにクッションに顔を埋める。
……。
…うん。地味にお酒の匂いする。
お父さん酒豪なんだな…ギンの家。
そう言えば酒癖悪いって言ってたわ。
…………。
はぁ……最近の夜はため息ばっかりだ。
ただでさえ一握りしかない幸せが逃げるぞー私。
ボフンッとベッドにダイブして、掛け布団をかぶる。
未だに赤黒く丸い、右腕の傷跡を見ながら。
…何の跡か分からない傷跡。
2年半前からある、なかなか消えない傷跡。
…これなんなんだろう？
ずっと思ってたんだけど。
学校に行くときは包帯なり何なりで隠してたんだけど、誘拐当日はめんどくさくてやってなかった。
記憶にない傷跡。…だけど、こんな赤黒くなるような傷なら覚えてるだろう。
…あー、ダメだ。考えてても睡眠時間の無駄だ。
最近ちゃんと寝れるようになってきたんだよ？偉くない？私。
そんじゃ、おやすみなさーい。
…悪夢は見ませんように。
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Valeria - 如月 霞梛さん» マジ( ^ω^ ) (2021年11月9日 16時) (
レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
如月 霞梛(プロフ) - マジで学校で髪切ったの？(*ﾟ0ﾟ*)ｽｯｺﾞｯｲ！ (2021年11月9日 16時) (レス) @page45 id: dc74666ec7 (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - YONESAN7777 =)さん» ありがとうございます！最近は執筆がとにかく楽しくてめちゃくちゃ書いてるんで、楽しみにしててください！(´∀｀) (2021年11月2日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
YONESAN7777 =)(プロフ) - いつも更新を楽しみにしております。無理せず頑張ってください！ (2021年11月2日 22時) (レス) @page37 id: 16816748ce (このIDを非表示/違反報告)
Valeria - せなっちさん» ありがとうございます！お大事に…╰(*´︶`*)╯ (2021年10月27日 23時) (レス) id: 77bc4160b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Valeria | 作成日時：2021年10月3日 2時
